非極性試料の質量分析

開放特許情報番号
L2011000438
開放特許情報登録日
2011/2/4
最新更新日
2011/2/4

基本情報

出願番号 特願2008-295162
出願日 2008/11/19
出願人 公立大学法人首都大学東京
公開番号 特開2010-122030
公開日 2010/6/3
発明の名称 非極性試料の質量分析
技術分野 化学・薬品、有機材料
機能 検査・検出
適用製品 非極性試料の質量分析、非極性試料の質量分析装置、非極性試料のイオン化方法、リノレン酸の分析、フォスフィン酸の分析、ステロイドの分析、コレステロールの分析、アルケン化合物の分析、分岐炭化水素化合物の分析
目的 質量分析法を利用するにあたっては、試料分子をイオン化する必要がある。従来のエレクトロスプレー法等のソフトイオン化法は、アミノ酸、タンパク質および親水性(極性)物質を容易に検出でき、生命化学の分野において利用されているが、この方法は、溶液に電場を与えることでイオン化を行う方法であるため、比誘電率が小さい非極性(無極性)溶媒においては効率的なイオン化を行うことは不可能であった。そこで、非極性、つまり、比誘電率の小さい又は脂溶性物質をイオン化し、質量分析を可能とする方法を提供する。
効果 ソフトイオン化法であるエレクトロスプレー法及びイオンスプレー法においては検出困難と言われていたアルカン、テルペン類、アルケン、エステル、エーテルおよび低極性アルコール等の化合物も測定可能となった。リノレン酸の分析、フォスフィン酸の分析、ステロイドやコレステロールの分析、アルケン化合物あるいは分岐炭化水素化合物の分析等に適応可能である。
技術概要
アルカン、テルペン類、アルケン、エステル、エーテル或は低極性アルコール等の非極性試料に対し、非極性溶媒を使用し、イオン化剤を添加することで、プロトン付加、リチウム付加等のイオン化を達成し、単に噴霧するだけでイオン化した非極性試料を形成可能とした。イオン化剤としては、Li付加が非常に起こりやすい物質又はプロトン付加が容易に起こりやすい物質が好ましく、これらの添加で積極的にイオン化が促進される。Li付加剤としては、テトラフェニルボレート及びその誘導体、アニオンをもつLi塩、トリフルオロメタンスルホン酸Li塩、ビス(トリフルオロメタンスルホニル)イミドLi塩、LiClO↓4、LiBF↓4、LiPF↓6及びLiTFPB等で、特にLiTFPBが好ましい。また、プロトン付加剤としては、トリフルオロ酢酸ナトリウムが代表的であるが、Li付加剤において、LiをHに置換したものが用いられる。非極性溶媒としては、ジクロロメタン、ジクロロエタン、トリクロロエチレン、テトラクロロエチレン等が好ましい。図は、非極性溶媒に試料とイオン化剤を添加した場合のモデル(非極性溶媒中ではLi+付加分子陽イオンと対陰イオンとがイオン会合体を形成しながら溶解)及び検出例を示す。
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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