グラファイト基板を利用した質量分析

開放特許情報番号
L2011000396
開放特許情報登録日
2011/2/4
最新更新日
2012/8/20

基本情報

出願番号 特願2007-249680
出願日 2007/9/26
出願人 公立大学法人首都大学東京
公開番号 特開2009-081054
公開日 2009/4/16
登録番号 特許第5013421号
特許権者 公立大学法人首都大学東京
発明の名称 グラファイト基板を利用した質量分析
技術分野 化学・薬品、電気・電子
機能 検査・検出
適用製品 グラファイト基板を利用した質量分析、レーザー脱離質量分析法
目的 レーザー脱離質量分析法におけるグラファイト基板の利用に関連して、従来のグラファイト基板は、検出感度が悪く、またイオン化には高レーザーパワーが必要であり、さらに問題なのはグラファイト由来のピークが数多く観測されてしまうといった、致命的ともいえる欠点を多数有していた。そこで、これ等欠点を改善したグラファイト素材の新規なイオン化基板を提供する。
効果 このグラファイト基板は、グラファイトの持つ特徴を最大限利用し、低レーザー強度の照射においても十分にイオン化を実現し、従来のイオン化基板としての性能を飛躍的に向上させる。他のレーザー脱離イオン化質量分析法で用いられるイオン化基板に比べて、照射するレーザーの波長領域が非常に広く、感度が十分であり、極微量の試料にも対応可能であり、試料分子の解離を抑制でき、基板由来のピークがほとんど観測されないという特徴が挙げられる。
技術概要
このレーザー脱離質量分析法は、グラファイト微結晶から構成されるグラファイト薄膜を作製し、この薄膜を基板に固着し、固着しなかった部分のグラファイトは洗浄により除去し、このグラファイトの固着した基板上に試料を付着させ、レーザー光を照射することにより試料をイオン化し質量分析する。グラファイト薄膜の作製は、液液界面を利用して行うのが好ましい。作製したグラファイト薄膜を基板上に固着する。基板としてはOHPシートのように融点が低く、熱で変形しやすい素材が望ましい。基板に用いた素材の融点よりやや高温で熱固着する。次いで超音波洗浄により、基板に固着しなかったグラファイト堆積部分を除去する。洗浄に用いる溶媒は分散度が高い水―エタノール混合溶液を用い、溶液を取り替え繰り返し超音波洗浄を行う。こうして、グラファイト微結晶から構成されるグラファイト薄膜を基板上に固着させ、この固着している層の上に堆積しているグラファイト部分を除去することで、非常に高い性能をもつイオン化基板となる。図は、グラファイト薄膜の載置と固着の違いを説明する図で、載置させたのみでは雑音の増加を来し、熱固着することでグラファイトがイオン化しなくなる。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
Copyright © 2018 INPIT