出願番号 |
特願2009-001200 |
出願日 |
2009/1/6 |
出願人 |
国立大学法人東北大学 |
公開番号 |
特開2010-161513 |
公開日 |
2010/7/22 |
登録番号 |
特許第5354526号 |
特許権者 |
国立大学法人東北大学 |
発明の名称 |
無線通信システム |
技術分野 |
情報・通信 |
機能 |
機械・部品の製造 |
適用製品 |
アンテナゲイン、指向性の方向、ビームフォーミングアンテナ、アンテナ利得 |
目的 |
従来の指向性アンテナを用いた通信では、通信経路が遮断されてから別の好適な通信経路を探索して検出するまで時間を要し、通信を再開するまで通信が中断される。別の好適な通信経路を検出する際に、適当な通信経路が検出されなければ通信が途絶えてしまうこともあることに鑑み、常時好適な通信経路で通信を行い、例えば、ミリ波帯などの電磁波の通信経路の一つが障害物によって遮断されても、通信経路を切り替えて途切れることなく安定して送受信することができる無線通信システムの提供。 |
効果 |
通信経路形成部は、通信経路形成部が形成する通信経路を通過する信号波が直接波を含む他の通信経路を通過する信号波と重畳して受信装置の指向性アンテナに受信されることのないように、受信装置の指向性アンテナのビーム幅を考慮して通信経路を形成することができるので、遅延分散の少ない、良質な信号を受信装置に提供することができる。 |
技術概要
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この技術では、受信装置は、好適な信号波の通信経路を選択する好適経路選択手段と、好適経路選択手段が選択した好適な通信経路に指向性アンテナの指向性の方向を向けて、指向性アンテナに好適経路選択手段が選択した好適な通信経路を通過した信号波を受信させるアンテナ制御部と、を備え、好適経路選択手段は、通信経路形成部が形成する通信経路を通過した信号波を含む、複数の信号波の常時追尾し、複数の信号波の各々の方向と受信品質を常時測定して、測定した複数の信号波の方向と受信品質に基づいて好適な信号波の通信経路を選択し、アンテナ制御部は、好適経路選択手段が選択した好適な通信経路に随時、指向性アンテナの指向性の方向を向けて、指向性アンテナに好適経路選択手段が選択した好適な通信経路を通過した信号波を継続して受信させる、信号波を安定して送受信する無線通信システムとする。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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