バイオフィルム抑制型抗菌性チタン合金

開放特許情報番号
L2011000298
開放特許情報登録日
2011/1/28
最新更新日
2013/10/29

基本情報

出願番号 特願2008-294012
出願日 2008/11/18
出願人 国立大学法人東北大学
公開番号 特開2010-121153
公開日 2010/6/3
発明の名称 チタン銀合金からなるバイオフィルム抑制性金属組成物
技術分野 金属材料、生活・文化
機能 材料・素材の製造
適用製品 歯科治療、歯科補綴物の材料、骨と直接結合、耐食性、生体適合性
目的 歯科補綴物にバイオフィルムを付着し難くするため表面処理を行う方法は、長期にわたる効果が期待できず、また、殺菌作用を持つ抗菌剤を歯科材料に含有させる方法では、抗菌剤の溶出が、歯科材料表面だけでなく、その周囲の健全な口腔内細菌叢へ影響してしまうため、有害な細菌を殺菌するのではなく、細菌の付着増殖を抑制することが求められることに鑑み、金属合金自体がバイオフィルム付着増殖抑制機能を持ち、抗菌機能の長期的な持続が期待できるバイオフィルム抑制型抗菌性チタン合金の提供。
効果 殺菌による抗菌性ではなく、安全性を考慮し、バイオフィルム付着増殖抑制機能による抗菌性を金属合金自体に付与するため、抗菌剤の溶出による健全な口腔内細菌への影響を防ぎ、安全な歯科用合金として利用できる。時間経過に伴い抗菌性が減弱しやすい表面処理ではなく、金属合金自体がバイオフィルム付着増殖抑制機能を持ち、さらに高い機械的特性を持つので、摩耗により機能が低下することがなく、口腔内で永続的に機能し得る。
技術概要
この技術は、チタンに銀を添加したチタン銀合金であり、金属の表面特性を制御し、細菌及び菌体外多糖により形成されるバイオフィルムに対する付着増殖抑制機能を付与する。銀添加量20質量%〜30質量%の組成のチタン銀合金において、バイオフィルム付着増殖抑制能と機械的特性(硬度、引っ張り強さ、耐力、伸び)が優れており、特に、25質量%の銀添加量でこれらが最も優れている。この銀添加量20質量%〜30質量%のチタン銀合金をバイオフィルム抑制型抗菌性チタン合金として歯科補綴物に用いることで、歯科補綴物への口腔内細菌と菌体外多糖の付着を抑制し、バイオフィルムの形成を抑制することができる。なお、チタン銀合金は、バイオフィルム付着増殖抑制機能に加え、良好な生体適合性、快削性、優れた機械的性質を併せ持つため、歯科用合金に限らず様々な製品に利用できる。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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