イネ科植物の雄性不稔を回復させる方法および雄性不稔回復剤

開放特許情報番号
L2011000278
開放特許情報登録日
2011/1/28
最新更新日
2014/11/20

基本情報

出願番号 特願2010-545779
出願日 2010/1/7
出願人 国立大学法人東北大学
公開番号 WO2010/079805
公開日 2010/7/15
登録番号 特許第5614647号
特許権者 国立大学法人東北大学
発明の名称 イネ科植物の雄性不稔を回復させる方法および雄性不稔回復剤
技術分野 食品・バイオ
機能 材料・素材の製造、食品・飲料の製造
適用製品 花粉形成過程、穀物生産量、葯壁タペート細胞、細胞死、細胞分裂の停止や早期崩壊
目的 高温や低温ストレスにより耐性を示す品種が従来の育種や遺伝子組換え技術による組換体の作出などによって開発が続けられていることに鑑み、イネ科植物の雄性不稔、特に高温または低温ストレスによる雄性不稔を回復させるための方法、およびイネ科植物の雄性不稔、特に高温または低温ストレスによる雄性不稔を回復させるための組成物の提供。
効果 高温や低温によって雄性不稔となったイネ科植物、特にムギ類植物およびイネの稔性を簡便に回復させることができる。高温障害による壊滅的な雄性不稔(花粉形成不全)による種子生産の被害をオーキシン水溶液の適切な散布により完全に回避できる。
技術概要
この技術は、オーキシン濃度が10↑(−4)M〜10↑(−7)M(M:モル濃度)となるようにイネ科植物へ散布するための、雄性不稔を生じたイネ科植物用稔性回復剤とする。一般にムギ類植物を含む単子葉植物および双子葉植物において、葯の初期発生過程では高いオーキシン活性がみられるが、高温により顕著にその活性が低下することが明らかになった。従って、コムギやオオムギなどのムギ類植物の葯の発生分化過程において高温ストレスが生じた際には、オーキシン作用を有する物質を人為的に散布することで、高温ストレスにより想定される葯特異的なオーキシンの欠乏を補い、正常に花粉母細胞ならびに葯壁細胞の細胞分裂、発生分化を進行させることにより、雄性不稔を生じたムギ類植物の稔性を回復させることができる。一方、イネの葯の発生分化過程で低温ストレスにさらされた場合には、オーキシン作用を阻害する物質をイネに与えることにより、低温ストレスにより想定される葯特異的なオーキシン作用の過剰を補い、正常に葯壁細胞の崩壊を進行させる、その結果雄性不稔から回復させることができる。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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