出願番号 |
特願2004-239209 |
出願日 |
2004/8/19 |
出願人 |
鳥取県 |
公開番号 |
特開2005-132714 |
公開日 |
2005/5/26 |
登録番号 |
特許第4088930号 |
特許権者 |
鳥取県 |
発明の名称 |
発泡ガラスの製造方法及び発泡ガラス |
技術分野 |
無機材料 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
発泡ガラス |
目的 |
ヒ素(As)その他の重金属類(カドミウム、鉛、6価クロム、セレンなど)が環境中に溶出することが無い、発泡ガラスの製造方法及び発泡ガラスを提供する。 |
効果 |
水酸化カルシウム及び/又は酸化カルシウムが分散した状態になっているので、製造される発泡ガラス中に、ヒ素が含まれていても、この水酸化カルシウム及び/又は酸化カルシウムの働きにより、発泡ガラスから環境中へのヒ素の溶出が防止される。その内部にも水酸化カルシウム及び/又は酸化カルシウムが分散した状態になっているので、表面にのみ、消石灰が塗布又は付着しているものに比較して効果が持続するという効果や、発泡ガラスから環境中へのヒ素の溶出が防止される。 |
技術概要 |
粉砕したガラスと、発泡ガラスにした後に、発泡ガラスの多孔質の孔部の表面や、ガラス質部分内に、水酸化カルシウムの粒子及び/又は酸化カルシウムの粒子が残るような量を見越した量の消石灰とを含む混合物を700〜1100℃で溶融・発泡させ、且つ、製造される発泡ガラスから重金属類の溶出を防止するための、水酸化カルシウムの粒子及び/又は酸化カルシウムの粒子が、ガラス質部分内に分散するように、発泡ガラスを製造する。発泡ガラスにした後に、発泡ガラスの多孔質の孔部の表面や、ガラス質部分内に、水酸化カルシウム及び/又は酸化カルシウムの粒子が残るような量を見越した量の消石灰の添加量が、破砕したガラスに対して、0.5〜10重量%の量である。粉砕したガラスと、発泡ガラスにした後に、発泡ガラスの多孔質の孔部の表面や、ガラス質部分内に、水酸化カルシウム、酸化カルシウム等及び活性炭から選ぶ成分の粒子が残るような量を見越した量の水酸化カルシウム等から選ぶ粒子とを含む混合物を700〜1100℃で溶融・発泡させ、且つ、製造した発泡ガラスから重金属類の溶出を防止する。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【有】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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