樹脂製ボトルキャップのエンドリング除去構造並びにこれを具えた容器

開放特許情報番号
L2011000188
開放特許情報登録日
2011/1/21
最新更新日
2011/2/4

基本情報

出願番号 特願2009-151245
出願日 2009/6/25
出願人 古野 有己、佐野 徹
公開番号 特開2011-006105
公開日 2011/1/13
登録番号 特許第4560127号
特許権者 古野 有己、佐野 徹
発明の名称 樹脂製ボトルキャップのエンドリング除去構造並びにこれを具えた容器
技術分野 生活・文化
機能 その他
適用製品 樹脂製ボトルキャップのエンドリング除去構造並びにこれを具えた容器
目的 エンドリングの取り外しを行うにあたり、エンドリング自体の変形を前提とせず、単にエンドリングの姿勢を傾けるようにするだけで、容易に且つ確実に取り外しができるようにした、エンドリングの除去構造並びにこれを具えた容器を提供する。
効果 エンドリングを除去開始定点設定状態とすれば、そのときのみ除去操作のための有効誘導ゾーンが充分確保され、エンドリングに対し取り外し誘導傾斜姿勢を確実に現出させることができ、エンドリングの容易且つ確実な取り外しが可能となる。
技術概要
図1は容器を一部拡大して示す一部破断斜視図、図2は容器の蓋閉め部を拡大し、ボトル本体にエンドリングが収まった状態と、これを分離した状態とを示す斜視図、図3は縦断側面図であり、ボトル本体に対しボトルキャップを嵌めた状態と分離した状態とを併せ示すものである。図4はエンドキャップとボトル本体とエンドリングとの係止状態を拡大して示す断面図である。リング止め上フランジ15は、図1、4に拡大して示すように、その一部に誘導用フランジ切り欠き部151が形成される。この誘導用フランジ切り欠き部151を構成する一対の切り欠き端面152、153については、そのうちの少なくともエンドリング25の除去操作方向側における切り欠き端面152が、エンドリング25の除去操作方向(矢印Dで示す)側に向かって誘導傾斜面152fを構成している。なお除去操作方向Dとは、エンドリング25を誘導傾斜状態にした後、回転させて取り外し操作をすることから、その回転させる方向を言うものであって、右回り方向であるが、左回り設定とすることも可能である。
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

導入メリット 【改善】
改善効果1 取り外し誘導傾斜姿勢を現出させた後、エンドリングにほとんど変形を与えなくとも取り外し開始動作ができるとともに、スムーズなエンドリングの回転ができ、エンドリングの除去操作が容易に且つ確実に行い得る。
改善効果2 また、キャップ本体を開ける動作に伴ってエンドリングも外れてしまうような現象の発生が確実に回避できる。
改善効果3 また、有効誘導ゾーンはボトル蓋閉め部全周のほぼ1/4程度の範囲であるから、キャップ本体の開栓時にエンドリングを切り離すのに充分な回転範囲が確保でき、その結果エンドリングが外れてしまうような現象の発生を回避しながら開栓できる。

登録者情報

登録者名称 古野 有己

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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