ネットワークにおけるサーバ選択方法,選択システム及びプログラム

開放特許情報番号
L2011000109
開放特許情報登録日
2011/1/14
最新更新日
2023/1/17

基本情報

出願番号 特願2009-119878
出願日 2009/5/18
出願人 独立行政法人情報通信研究機構
公開番号 特開2010-268368
公開日 2010/11/25
登録番号 特許第5283271号
特許権者 国立研究開発法人情報通信研究機構
発明の名称 ネットワークにおけるサーバ選択方法,選択システム及びプログラム
技術分野 電気・電子、情報・通信
機能 機械・部品の製造、制御・ソフトウェア
適用製品 ネットワークにおける選択システム及びプログラム
目的 同一サービスを提供する複数のサーバの中かクライアントから往復の経路が短いサーバを選択することが可能なサーバの選択方法、選択システム及びプログラムを提供する。
効果 クライアントから同じサービスを提供する複数のサーバの中から要求パケットの往路の経路のホップ数と、要求パケットに応答するサービスパケットの経路のホップ数が最小である、すなわち最短である可能性が高いサーバを選択することができる。これにより、クライアントは同一サービスを提供する複数のサーバの中から最短距離のサーバからの情報を得ることができ、従って最も遅延が少ないサーバからの情報を取得することが可能となる。
技術概要
図1は原理構成を示し、1はクライアント、10は制御部、11は要求パケット生成部、12は送信部、13はインターネットのようなネットワークとのプロトコルに基づく通信を実行する通信インタフェース(通信IF)、14は受信部、15は往復ホップ数検出部、16はメモリ、17は最寄りサーバ選択部である。2は同一サービスを提供する複数のサーバの中の一つのサーバ、20は制御部、21は受信部、22は受信した要求パケット中のTTLをサービスパケットのヘッダのTTLの値として設定するTTL(Time to Live)複写手段、23は通信インタフェース(通信IF)、24はサービスパケット生成部、25は送信部である。3はネットワークである。図2はクライアントとサーバ間のホップ数の説明図、図3はクライアントとサーバのハードウェア構成を示す図、図4はクライアント及びサーバにおけるフローチャートを示す図である。ここで、TTLは、IPv4(Internet Protocol version 4)のヘッダのTTLとIPv6(Internet Protocol version 6)のヘッダのホップリミットの両方を表すものとして使用する。
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

導入メリット 【改善】
改善効果1 同じサービスを提供するサーバが標準の時刻情報をサービスする時刻サーバである場合、最短距離で時刻情報を得ることができるため精度の高い時刻情報によりクライアント(またはサーバ)のシステムを運用することができる。
改善効果2 また、クライアントがコンテンツデリバティネットワークのサーバからコンテンツを得る場合、近距離のサーバからのサービスを受けることで、ユーザへのサービス品質を向上することが可能となる。また、各クライアントがそれぞれ同一サービスを提供するサーバの中からネットワークの最短のルートを通るサーバを選択してパケットを送受信することにより、ネットワークの余分なルートを通らなくなるため他のユーザのパケットの通信への影響をなくすことが可能となる。
アピール内容 国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)では、みなさまに
ご活用いただきたい成果(シーズ)を、以下に公開しています。
製品化や技術移転など、お気軽にご相談ください。

https://www2.nict.go.jp/oihq/seeds/

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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