生体リズムの制御剤

開放特許情報番号
L2011000081
開放特許情報登録日
2011/1/7
最新更新日
2015/10/1

基本情報

出願番号 特願2010-241712
出願日 2010/10/28
出願人 独立行政法人産業技術総合研究所
公開番号 特開2011-195560
公開日 2011/10/6
登録番号 特許第5672600号
特許権者 国立研究開発法人産業技術総合研究所
発明の名称 生体リズムの制御剤
技術分野 食品・バイオ、化学・薬品
機能 材料・素材の製造、安全・福祉対策
適用製品 生体リズムの制御剤、概日リズム周期改善剤、睡眠障害の改善剤、概日リズム障害改善物質のスクリーニング方法
目的 睡眠障害を根本的に改善するには、概日リズムのうちでも、周期長を調節する睡眠改善剤の開発が望まれ、日常的に摂取可能な安全性の高い睡眠改善剤として、飲食品、嗜好品の素材として安全性の確立している天然成分由来の物質からの探索が望まれていた。しかし、これまで概日リズム周期を検出する簡便な実験方法が確立されておらず、安全性の確立している天然成分由来の概日リズムの周期長を調節する効果的な睡眠改善剤は未だ報告がない。そこで、天然成分由来で、かつ効果的に概日リズムの周期長を調節する概日リズム周期改善剤を提供する。
効果 この制御剤により、効果的に体内時計の周期長を調節することが可能であり、体内時計の周期異常に起因する概日リズム障害の根本的な治療のために有効でかつ安全性の高い物質を提供することができる。また、あわせて、細胞内のRORαの核内移行を観察する系を用いる概日リズム障害改善物質の優れたスクリーニング系を開発した。
技術概要
ハルミンなどのハルマラアルカロイド、又はその薬理学的に許容しうる塩を有効成分として含む、概日リズム周期改善剤が提供される。ハルマラアルカロイドは、式(1)(式中、Rは、メトキシ基または水酸基を、また3位及び4位の間の点線は単結合又は2重結合を表す。)で示され、典型的なハルマラアルカロイドのハルミンは、式(1)において、Rがメトキシ基であって、かつ3位と4位の間が2重結合を形成している化合物であり、式(2)で表される。さらに、概日リズム周期改善物質のスクリーニング方法として、RORαを発現し、かつ安定して概日リズムを刻む培養細胞を用意し、この培養細胞に対して被検物質を添加して、この細胞の核内のRORα量を測定し、被検物質添加前の核内RORα量と比較して有意差をもって核内移行を促進させる物質を選択することからなる方法が提供される。図は、ハルミンによる概日リズム調節 を示す。概日リズムの周期は対照(点線)が25.8時間に対して20μMのハルミン存在下では30.9時間となり、20μMのハルミン存在下において概日リズム周期が約5時間延長され、ハルミンにより概日リズム周期を人為的に変化させることができることが立証された。
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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