生体親和性インプラントの製造方法

開放特許情報番号
L2011000053
開放特許情報登録日
2011/1/7
最新更新日
2013/11/29

基本情報

出願番号 特願2009-515228
出願日 2008/5/19
出願人 国立大学法人 岡山大学
公開番号 WO2008/143219
公開日 2008/11/27
登録番号 特許第5360660号
特許権者 国立大学法人 岡山大学
発明の名称 生体親和性インプラントの製造方法
技術分野 金属材料、無機材料
機能 材料・素材の製造、表面処理、安全・福祉対策
適用製品 生体親和性インプラント、酸化チタン皮膜を有する金属製インプラント、ヒドロキシアパタイトの形成、人工骨、人工歯根、人工関節、髄内釘
目的 近年、金属製のインプラントが、人工骨や人工歯根等、整形外科や歯科の領域で広く使用されている。人工関節の骨への固定方法としては、セメントレス固定と呼ばれる骨セメントを用いない固定方法が主流になりつつあるが、人工関節が骨に固定されるのに、患者に長期間の安静やリハビリテーションが求められ、その期間短縮に様々な工夫がなされているが、夫々に解決すべき課題が多いのが現状である。そこで、係る課題を解決すべく、ヒドロキシアパタイトの形成能力に優れた酸化チタン皮膜を有する生体親和性インプラントの製造方法を提供する。
効果 この生体親和性インプラントの製造方法によれば、アパタイト形成能に優れており、比較的短時間でその表面にヒドロキシアパタイトが形成され、骨親和性に優れる。また、こうして得られたインプラントは、特殊な材料を使用することなく安全性にも優れているので、整形外科用途あるいは歯科用途などにおいて広く使用することができる。例えば、人工関節、人工歯根、内固定材、髄内釘などの用途に好適に使用される。そして骨セメントを使用しなくても比較的短期間で骨に接着できると期待される。
技術概要
基材の表面に酸化チタン皮膜を有する生体親和性インプラントの製造方法に関する。この生体親和性インプラントの製造方法は、チタン金属又はチタン合金からなる基材を酸化可能気体中420〜790℃で熱処理することにより、その表面に厚さが30〜1500nmの酸化チタン皮膜を形成してから、この酸化チタン皮膜に紫外線を照射して製造する。紫外線の照射は250〜420nmの波長の紫外線の照射量が1J/cm↑2以上であることが好ましい。また、水に対する静的接触角が5度以下であることが好ましい。この酸化チタン皮膜がルチル型結晶を含むことも好ましい。これによって、酸化チタン皮膜の表面にヒドロキシアパタイトが形成しやすくなり、生体親和性に優れたインプラントを提供することができる。図は、紫外線照射後擬似体液7日間浸漬後の試片の薄膜X線回折測定結果を示す(HT800;800℃処理、NT;熱処理ナシ、UV;紫外線照射、7d;7日間浸漬後)。500〜700℃で熱処理してから紫外線照射した試片は、アパタイトの形成が確認される。紫外線照射後擬似体液浸漬前(0d)、および紫外線未照射で擬似体液浸漬7日間浸漬後の試片のX線回折測定結果を参考図として示す。
イメージ図
実施実績 【試作】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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