食道癌同所性移植モデル動物

開放特許情報番号
L2011000045
開放特許情報登録日
2011/1/7
最新更新日
2014/10/22

基本情報

出願番号 特願2009-125089
出願日 2009/5/25
出願人 国立大学法人 岡山大学
公開番号 特開2010-268759
公開日 2010/12/2
登録番号 特許第5595675号
特許権者 国立大学法人 岡山大学
発明の名称 食道癌同所性移植モデル動物
技術分野 食品・バイオ、化学・薬品
機能 検査・検出、安全・福祉対策
適用製品 食道癌同所性移植モデル動物、食道癌同所性移植モデル動物を用いる薬剤の評価方法、癌治療薬の開発、食道癌治療効果の検証、担癌正常食道組織の癌治療による副作用の検証、食道癌を検出及びイメージングする試薬の開発
目的 食道癌の治療法を前臨床段階で評価するにあたり、食道癌の臨床的特徴への効果を検証することは容易ではない。有用な動物モデルが広く一般に普及していないからである。食道癌同所性移植については、ラットとマウスに関する報告があるが、いずれも繊細な外科的手技が必要であり、汎用性及び再現性の確立が困難である。また、予後評価可能な精度も認められない。そこで、予後評価が可能な食道癌同所性移植モデル動物を提供する。
効果 この方法により、再現性ある技法を用いて食道癌同所性移植モデル動物を作製できた。このモデルは、in vivoでのヒト食道癌の生物学的挙動及び治療の研究に有効である。この食道癌同所性移植モデル動物は、体重、食物摂取、水分摂取において、ヒト食道癌の臨床的特徴と非常に類似する。また、公知の抗癌剤の抗腫瘍効果や延命効果も確認できた。これらより、このモデル動物を用い食道癌に対する癌治療薬の開発、治療効果の検証、担癌正常食道組織の癌治療による副作用の検証、食道癌を検出及びイメージングする試薬の開発等が可能となる。
技術概要
この食道癌同所性移植モデル動物の作製方法は、免疫力が低下した非ヒト動物の食道内に、シリンダー部、可動式ピストン部及び注入用デバイスを有する注射器様の器具を用い、注入用デバイスで非ヒト動物の食道粘膜を穿破し、シリンダー部から非ヒト動物の食道粘膜皮下に腫瘍細胞を注入することで作製できる。好ましくは、注入用デバイスが外套管に挿入されており、腫瘍細胞を注入する際に、予め注入用デバイスと外套管を非ヒト動物の食道内に挿入し、この外套管の先端部を頸部に位置させ、次に腫瘍細胞を装填したシリンダー部と可動式ピストンからなる注射器様器具の一部を注入用デバイスに結合し、シリンダー部から注入用デバイスを介して非ヒト動物の食道粘膜皮下に腫瘍細胞を注入する。注入される腫瘍細胞としては、食道癌細胞であればよいが、例えばヒト食道癌由来株化細胞、具体的にはTE4細胞、TE8細胞、TE11細胞、T.Tn細胞などを挙げることができる。図は、作製された食道癌同所性移植モデル動物の食道部組織のHE染色写真、食道癌同所性移植モデル動物の作製法概念図、およびモデル動物とモデル動物に抗癌剤(5−FU)を投与したときの体重、摂食量、摂水量観察結果である。
イメージ図
実施実績 【試作】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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