発毛促進剤

開放特許情報番号
L2011000039
開放特許情報登録日
2011/1/7
最新更新日
2013/12/20

基本情報

出願番号 特願2009-538209
出願日 2008/10/21
出願人 国立大学法人 岡山大学
公開番号 WO2009/054361
公開日 2009/4/30
登録番号 特許第5399913号
特許権者 国立大学法人 岡山大学
発明の名称 発毛促進剤
技術分野 化学・薬品、食品・バイオ、生活・文化
機能 材料・素材の製造、安全・福祉対策
適用製品 発毛促進剤、発毛剤、局所的発毛誘導、男性型脱毛症
目的 発毛効果を謳う製品は現在多く見受けられるが、FDAが認めた男性型脱毛症に有効な薬品はミノキシジルとフィナステリドのみである。しかし、これら従来の2つの薬剤はいずれも低分子化合物であるが、それぞれに副作用など決定的な問題点が散在する。そこで、外用塗布により効率の良い発毛を誘導でき、かつ副作用の少ない発毛剤を提供する。
効果 この発毛促進剤は、CaNの酵素活性そのものを抑制することなくカルシニューリン・活性化T細胞核因子経路(CaN/NFAT経路)を特異的に阻害するため、副作用が少ない。また、細胞膜透過性を有するペプチドであるため皮膚から直接作用させることができ、薬剤を塗布した部位のみに局所的に強力な発毛を誘導できる。この発毛促進剤は、発毛サイクルのメカニズムそのものに基づく発毛作用が確認されたため、従来の他剤にはない、根拠に基づいた医療に即した発毛剤として応用できる。更に、この発毛促進剤は、細く弱った毛髪も強い毛髪へと変化させられる。
技術概要
この発毛促進剤は、9〜13個のアルギニンが連続するアミノ酸配列及び特定配列のアミノ酸配列を含有するペプチド化合物を有効成分とする。連続するアルギニンの残基数としては、11残基が最も好ましい。連続したアルギニンが8残基以下又は14残基以上であると、この発毛促進剤の皮膚からの導入効率が悪くなる傾向がある。特定配列のアミノ酸配列は、MAGPHPVIVITGPHEEで、NFATの活性阻害ペプチド(VIVIT)である。VIVITはカルシニューリンのホスファターゼ活性に影響することなく、NFATファミリーに属するタンパク質(NFAT1、NFAT2、NFAT3、NFAT4等)とカルシニューリンとの相互作用を選択的に阻害する。この発毛促進剤は、全身性の副作用を回避するという点等から外用塗布による投与が最も好ましい。かつ、有効成分であるペプチド化合物の濃度は、5〜20mg/gが好ましい。図は、皮膚切片20mm↑2当たりの複屈折を示す毛髪を有する毛包の数、発毛促進剤(11R-VIVIT)を塗布して7日後のヌードマウスの耳間の頭頂部の写真(b)とコントロール群の同部位の写真(a)、サイクリンG2の経時変化を示す(サイクリンG2の発現低下で細胞周期の停止が抑制され、ケラチノサイトの増殖に繋がったと考えられる)。
イメージ図
実施実績 【試作】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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