出願番号 |
PCT/JP2009/056704 |
出願日 |
2009/3/31 |
出願人 |
独立行政法人放射線医学総合研究所 |
公開番号 |
WO2010/113280 |
公開日 |
2010/10/7 |
発明の名称 |
放射線鉛フィルター、放射線検出器の性能評価方法及び放射線検出器 |
技術分野 |
電気・電子 |
機能 |
検査・検出 |
適用製品 |
荷電粒子線、非荷電粒子線、放射線鉛フィルター |
目的 |
複数種類の放射線が放出される放射線源を用いて、放射線検出器の性能を評価する際に用いるのに好適な、放射線鉛フィルター、及び、これを用いた放射線検出器の性能評価方法、及び、放射線鉛フィルターを備えた放射線検出器の提供。 |
効果 |
本技術によれば、荷電放射線と非荷電放射線を識別した放射線計測が可能になるので、137Cs、207Bi、60Co等の複数種類の放射線(放射線群)を放出する放射線源を用いて、放射線検出器の性能を高精度で評価できる放射線鉛フィルター、及び、これを用いた放射線検出器の性能評価方法、及び、放射線鉛フィルターを備えた放射線検出器を提供できる。 |
技術概要
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この技術は、複数種類の放射線が放出される放射線源を用いて放射線を検出する際に放射線種を限定するための放射線鉛フィルターであって、放射線源と放射線検出器の間に配置される、放射線の通過距離を異ならせることで粒子を識別する識別鉛板層を設ける。これにより、測定する放射線を選択でき、放射線検出器の性能を高精度で評価できる。即ち、計測部と光学結合する放射線検出素子を含む放射線検出器の上に、ガイド鉛板層となるガイド鉛板が設けられ、その上に識別鉛板層となる同一高さの無孔鉛板又は有孔鉛板を重ねて配置する。ここで、有孔鉛板が所定厚みの板材に孔をあけて形成されているのは、ガイド鉛板層の機能を多少なりとも持たせるためと、放射線源に接触させて測定することにより放射線検出器と放射線源の距離を、無孔鉛板を用いて計測する場合と同一にするためである。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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