歯髄細胞から象牙芽細胞への分化誘導方法

開放特許情報番号
L2010006358
開放特許情報登録日
2010/12/10
最新更新日
2015/11/23

基本情報

出願番号 特願2011-541917
出願日 2010/11/16
出願人 国立大学法人 岡山大学
公開番号 WO2011/062147
公開日 2011/5/26
登録番号 特許第5808053号
特許権者 国立大学法人 岡山大学
発明の名称 歯髄細胞から象牙芽細胞への分化誘導方法
技術分野 食品・バイオ、生活・文化
機能 安全・福祉対策
適用製品 歯髄細胞から象牙芽細胞への分化誘導方法、象牙芽細胞へ分化誘導可能な分化誘導剤、Wntシグナル伝達経路を活性化しうる物質
目的 歯髄細胞の象牙芽細胞への分化誘導方法及び象牙質の再生方法に関し、各種研究が進められているが、従来提案された方法には、それぞれに問題点があったり、解明されるべき課題がある。そこで、効率のよい歯髄細胞から象牙芽細胞への分化誘導方法を提供することを課題とし、さらには効率よく象牙芽細胞へ分化誘導可能な分化誘導剤を提供する。
効果 Wntシグナル伝達経路を活性化しうる物質を用いると、歯髄由来の細胞株において、象牙芽細胞に特異的な細胞外マトリクスであるDspp((dentin sialophosphprotein)の発現が有意に亢進することが確認された。この結果、Wntシグナル伝達経路を活性化しうる物質は、歯髄細胞から象牙芽細胞への分化誘導剤となりうる。さらには、この分化誘導剤を有効成分として含む覆髄材は、露出した歯髄面を保護するのみならず、歯髄から象牙芽細胞へ分化誘導させ、かつ象牙質形成を促進する作用を有する。
技術概要
Wntシグナル伝達経路を活性化しうる物質を用いることによる、歯髄細胞から象牙芽細胞への分化誘導方法が提案される。Wntシグナル伝達経路を活性化しうる物質は、直接的にWntシグナル伝達経路を活性化しうる物質であってもよいし、あるいは間接的にWntシグナル伝達経路を活性化しうる物質であってもよい。間接的にWntシグナル伝達経路を活性化しうる物質としては、ヘパラン硫酸プロテオグリカンとWntの相互作用を調節しうる物質が挙げられる。具体的には、直接的に活性化しうる物質としては、例えば塩化リチウム、Norrin及びR-Spondin2から選択されるいずれかが挙げられ、間接的に活性化しうる物質としては、例えば塩素酸ナトリウム、過塩素酸ナトリウムや硫酸基転移酵素が挙げられる。更に、分化誘導剤を有効成分とする覆髄材が提案される。図は、 歯髄由来細胞株であるMEDP細胞に、各濃度の塩素酸ナトリウムを添加して培養したときの、Dsppの発現を示す図、および、 歯髄由来細胞株であるMEDP細胞に、各濃度の塩化リチウムを添加して培養したときの、Dsppの発現を示す図である。
イメージ図
実施実績 【試作】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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