シロアリの卵の揮発性コーリングフェロモンおよび女王フェロモンを利用した駆除技術

開放特許情報番号
L2010006357
開放特許情報登録日
2010/12/10
最新更新日
2015/7/28

基本情報

出願番号 特願2011-540552
出願日 2010/11/12
出願人 国立大学法人 岡山大学
公開番号 WO2011/059054
公開日 2011/5/19
登録番号 特許第5754812号
特許権者 国立大学法人 岡山大学
発明の名称 シロアリの卵の揮発性コーリングフェロモンおよび女王フェロモンを利用した駆除技術
技術分野 化学・薬品、土木・建築、食品・バイオ
機能 材料・素材の製造、安全・福祉対策
適用製品 シロアリの誘引剤、シロアリ擬似卵、シロアリの発育抑制剤、シロアリ駆除・防除方法、シロアリの卵の揮発性コーリングフェロモン、女王フェロモンを利用したシロアリ駆除技術、シロアリの擬似卵型駆除剤
目的 従来、卵認識フェロモンについては十分な活性を実現できていたが、シロアリの巣の外部に設置した擬似卵を、巣から出てきた斥候ワーカーに持ち帰らせる試験では、擬似卵の運搬率は実物の卵に比べて平均運搬率が低く、また、運搬率にばらつきがあった。擬似卵型駆除剤を巣外に設けた導入ステーションから運搬させる場合、運搬率を上げるための追加技術が必要であった。かかる点を改善した、新規シロアリの誘引剤、それを含むシロアリ擬似卵、並びにそれらを用いるシロアリ駆除・防除方法を提供するとともに、新規シロアリの発育抑制剤をも提供する。
効果 卵の揮発性コーリングフェロモンを誘引剤として用いて、卵から離れた場所にいるワーカーを呼び寄せ、強力な運搬行動を誘発することに成功した。これにより、擬似卵駆除剤の運搬活性を飛躍的に高め、野外において実際にシロアリの巣外から擬似卵を大量に運搬させるための技術が確立できた。また、卵の揮発性コーリングフェロモンは女王フェロモンと同じ成分からなり、このフェロモンによって新たな女王の分化を抑制することができ、駆除後の残存個体によるコロニーの再発を防ぐことが可能である。
技術概要
1−ブタノール、2−ブタノール、またはそれらのエステル、ケトン、エーテル、カルボン酸、またはそれらの塩を含有するシロアリ誘引剤、およびシロアリ発育抑制剤、並びにシロアリの卵を模した基材に卵認識フェロモンおよびこれ等シロアリ誘引剤を含有せしめたシロアリ擬似卵が提供される。更に、シロアリの卵を模した基材に卵認識フェロモン、および殺虫活性成分、孵化阻害物質、生殖阻害物質、発育阻害活性成分、または昆虫病原菌からなる群より選択される成分を含有せしめた擬似卵の周囲に上記シロアリ誘引剤を設置し、卵運搬行動を利用して巣内に運搬させるシロアリの駆除方法、並びにシロアリ誘引剤をシロアリに与え、シロアリの行動を撹乱するシロアリの行動撹乱方法が提供される。図は、実験開始から24時間以内に巣内に運搬された擬似卵の割合を示す図である(異なるアルファベット間で有意差あり(Tukey-Kramer HSD検定)、ブチルブチレートを添加することにより添加しないものに比べて擬似卵の運搬活性を高めることができたが統計上の有意差は認められなかった。)。
実施実績 【試作】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【有】
国外 【無】   
Copyright © 2018 INPIT