植物におけるアルミニウムの取り込みに関与する遺伝子の利用

開放特許情報番号
L2010006347
開放特許情報登録日
2010/12/10
最新更新日
2015/3/2

基本情報

出願番号 特願2011-530855
出願日 2010/9/8
出願人 国立大学法人岡山大学
公開番号 WO2011/030793
公開日 2011/3/17
登録番号 特許第5660542号
特許権者 国立大学法人 岡山大学
発明の名称 植物におけるアルミニウムの取り込みに関与する遺伝子の利用
技術分野 食品・バイオ、生活・文化
機能 食品・飲料の製造
適用製品 植物におけるアルミニウムの取り込みに関与する遺伝子の同定および利用、アルミニウムの取り込みを促進させた形質転換植物、アルミニウム耐性植物の作出、植物におけるアルミニウムの細胞内への取り込みのメカニズムの解明
目的 アルミニウムイオンは、酸性土壌において植物の生育を阻害する最大の因子である。植物におけるアルミニウムの細胞内への取り込みのメカニズムを解明することは、植物におけるアルミニウム耐性のメカニズムを解明したり、花の色を人為的に改変させたりするために有用な手掛かりとなり得ると考えられるが、どのような遺伝子が、植物におけるアルミニウムの取り込み(輸送)に関与するのかは不明であった。そこで、植物におけるアルミニウムの取り込みに関与する遺伝子を同定し、その遺伝子の利用方法を提供する。
効果 この形質転換植物の生産方法によれば、アルミニウムの取り込みを促進させた形質転換植物を生産することができる。具体的には、野生型の植物と比較して、アルミニウムの取り込みを促進させた形質転換植物を生産できる。この形質転換植物は、アルミニウムの取り込みが促進されているため、例えば、アルミニウムを含有する土壌において栽培すると、花弁の色を青色に改変できると考えられる。またアルミニウム耐性植物の作出にも応用できる。
技術概要
この形質転換植物の生産方法は、アルミニウムの取り込みを促進させた形質転換植物の生産方法であって、次の(a)または(b)のポリヌクレオチドを、植物に発現可能に導入することからなる:(a)特定の配列で示されるアミノ酸配列からなるポリペプチドをコードするポリヌクレオチド;(b)特定の配列で示されるアミノ酸配列において、1個または数個のアミノ酸が置換、欠失、あるいは付加されたアミノ酸配列からなり、且つアルミニウムの取り込みを促進させる活性を有するポリペプチドをコードするポリヌクレオチド。更に、アルミニウムの取り込みを促進させた形質転換植物を作製するためのキットが提供される。図は、イネの根の細胞におけるアルミニウムの蓄積を表す図である(NE7009はOsNrat1遺伝子破壊株、5-5および5-7はOsNrat1遺伝子過剰発現株)。野生型イネと比較して、OsNrat1遺伝子破壊株では、アルミニウムの蓄積量が少なく、一方、OsNrat1遺伝子過剰発現株では、根の細胞内におけるアルミニウムの量が増加している(OsNrat1タンパク質が、植物の細胞内へのアルミニウムの輸送に関与する)。
実施実績 【試作】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【有】
国外 【無】   
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