植物におけるカドミウムの蓄積に関与する遺伝子の利用

開放特許情報番号
L2010006346
開放特許情報登録日
2010/12/10
最新更新日
2015/1/21

基本情報

出願番号 特願2011-530824
出願日 2010/9/3
出願人 国立大学法人 岡山大学
公開番号 WO2011/030724
公開日 2011/3/17
登録番号 特許第5652825号
特許権者 国立大学法人 岡山大学
発明の名称 植物におけるカドミウムの蓄積に関与する遺伝子の利用
技術分野 食品・バイオ、生活・文化
機能 食品・飲料の製造、環境・リサイクル対策
適用製品 植物におけるカドミウムの蓄積に関与する遺伝子の同定および利用、カドミウムの蓄積の局在性を根に変化させた形質転換植物、カドミウムの蓄積の局在性を根を除く植物体に変化させた形質転換植物、土壌浄化用の植物
目的 農作物に含まれるカドミウム濃度を基準値以下とし、食の安全を確保するため、従来、土壌洗浄、埋め立て、客土等の手法でカドミウム汚染土壌を浄化する試みがなされているが、コストが高い、埋め立てや客土に用いる未汚染土壌の確保が困難等の問題があり、カドミウムによって汚染された農業用地を有効に利用するという観点から、土壌に含有されているカドミウムを蓄積し難い植物を実現できれば非常に有用であると考えられる。そこで、植物におけるカドミウムの蓄積に関与する遺伝子を同定し、その遺伝子の利用方法を提供する。
効果 この形質転換植物の生産方法によれば、カドミウムの蓄積の局在性を変化させた形質転換植物を生産できる。カドミウムの蓄積の局在性を根に変化させた、又はカドミウムの蓄積の局在性を根を除く植物体に変化させた形質転換植物を生産できる。カドミウムの蓄積の局在性を根に変化させた形質転換植物は、根を除く植物体にカドミウムが蓄積され難いため、カドミウムを含有する土壌でも栽培できる。カドミウムの蓄積の局在性を根を除く植物体に変化させた形質転換植物は、土壌中のカドミウムを低コストで、容易に除去する土壌浄化用の植物として好適である。
技術概要
この形質転換植物の生産方法は、カドミウム(Cd)の蓄積の局在性を変化させた形質転換植物の生産方法であって、次の(a)〜(d)の何れかのポリヌクレオチドを、植物に発現可能に導入することからなる。(a)特定のアミノ酸配列からなるポリペプチドをコードするポリヌクレオチド;(b)特定のアミノ酸配列において、1個または数個のアミノ酸が置換、欠失、あるいは付加されたアミノ酸配列からなり、且つCdの蓄積の局在性を変化させる活性を有するポリペプチドをコードするポリヌクレオチド;(c)別に特定するアミノ酸配列からなるポリペプチドをコードするポリヌクレオチド;(d)別に特定するアミノ酸配列において、1個または数個のアミノ酸が置換、欠失、或は付加されたアミノ酸配列からなり、且つCdの蓄積の局在性を変化させる活性を有するポリペプチドをコードするポリヌクレオチド。更に、形質転換植物を作製するためのキットが提供される。図は、形質転換株の機能解析結果である(玄米を、Cd汚染土壌で栽培すると、ベクターコントロール株及び非形質転換株と比較して、過剰発現株では、玄米におけるCd濃度が有意に低下するが、玄米におけるZn及びFeの濃度は差異がない。)。
実施実績 【試作】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【有】
国外 【無】   
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