環状ペプチドを含む結合体およびその作製方法

開放特許情報番号
L2010006345
開放特許情報登録日
2010/12/10
最新更新日
2012/3/9

基本情報

出願番号 特願2011-528837
出願日 2010/8/26
出願人 国立大学法人 岡山大学
公開番号 WO2011/024887
公開日 2011/3/3
発明の名称 環状ペプチドを含む結合体およびその作製方法
技術分野 有機材料、食品・バイオ
機能 材料・素材の製造
適用製品 環状ペプチドを含む結合体およびその作製方法、非天然アミノ酸の側鎖により環状部分が形成される環状ペプチドと機能部とがペプチド結合を介して結合してなる結合体
目的 環状ペプチドは、環化により構造的な拘束性が得られると共に、多様な生物学的活性を示し有用と考えられている。環状ペプチドには、それ自身が抗腫瘍性等の性質を持つものや、標的物質に対し特異的に結合する性質を持つもの等があり、種々の用途が期待されるが、環状ペプチドは限られた構造のものしか知られておらず、多様な環状ペプチドを簡便に利用可能とする技術が望まれている。そこで、非天然アミノ酸の側鎖により環状部分が形成される環状ペプチドと機能部とがペプチド結合を介して結合してなる結合体、及びこの結合体を作製する方法を提供する。
効果 この結合体によれば、種々の構造の環状ペプチドを有する結合体を提供でき、環状ペプチドの特性を有効に活用できる。またこの製法によれば、結合体を簡便に作製でき、規模や設備の限られた環境でも、結合体を作製して利用することができる。機能部がファージである結合体によれば、所望の機能を有する環状ペプチドをスクリーニングするシステムを簡便に得ることができ、目的に応じて多様な環状ペプチドを選択することができる。また、この非天然アミノ酸は、システインのSH基と結合し得る官能基を有しており、環状ペプチドの作製に用いることができる。
技術概要
この環状ペプチドを含む結合体は、非天然アミノ酸の側鎖により環状部分が形成される環状ペプチドと機能部とがペプチド結合を介して結合してなる結合体である。ここで、機能部がファージであり、環状ペプチドがファージのコートタンパク質に結合してなることが好ましい。この結合体に含まれる環状ペプチドは、非天然アミノ酸の側鎖により形成される結合部分が、次の何れかの構造であることが好ましい:(A)式9にて示される非天然アミノ酸の側鎖と、金属とが配位してなる構造、(B)式8にて示される構造(式中、Y↑1、Y↑2、Y↑3は、炭素数1〜5のアルキレン基) 。この結合体の作製方法は次の工程を含む:(1)SH基を有するアミノ酸を含むペプチドがコートタンパク質に結合してなるファージと、式10(式中、R↑3はハロゲン原子)もしくは式11(式中、X↑1およびX↑2は炭素数が1〜5のハロアルキル基、炭素数が2〜5のアルケニル基から選択され、Y↑3は炭素数1〜5のアルキレン基から選択される)に示される化合物を混合して、0〜8℃、0.5〜16時間反応させる工程、(2)環状ペプチドを有するファージを分離する工程。
イメージ図
実施実績 【試作】   
許諾実績 【有】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
Copyright © 2017 INPIT