出願番号 |
特願2010-216749 |
出願日 |
2010/9/28 |
出願人 |
独立行政法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
特開2012-073329 |
公開日 |
2012/4/12 |
登録番号 |
特許第5472746号 |
特許権者 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 |
意思伝達支援装置及び方法 |
技術分野 |
情報・通信 |
機能 |
機械・部品の製造、安全・福祉対策 |
適用製品 |
意思伝達支援装置及び方法 |
目的 |
脳内の意思を高精度および高速度で解析して、介助者に意思伝達できる装置及び方法を実現する。 |
効果 |
発話障害や書字が困難な患者等の重度の運動障害者でも脳活動により意思を伝達できる。脳波ヘッドキャップ一体型の超小型の8チャンネルの無線脳波計を用いると、ケーブルがない、ノイズレスで安全でかつポータブルな脳波計測、及び意思伝達が可能となる。
階層的にメッセージの要素を選択させるので、最大500種類以上のメッセージが生成可能である。意思伝達のための特殊な入力操作の習得を必要とすることがないから、発話障害のある患者や老人が、基本的な身の回りの介護や気持ち等の意思を、より簡単に直接的に介助者に伝えることができる。 |
技術概要
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刺激提示用の表示画面1と、利用者の頭部に電極を装着したモバイル脳波計2と、脳波を解析する処理装置3と、メッセージを表示する画面又はアバター(自分の分身となるCGキャラクター)がメッセージを人工音声で読み上げる装置4を備える意思伝達支援装置を提供する。メッセージの構成要素を階層的にデータベース化して蓄積し、刺激提示画面1により、該構成要素を擬似ランダムにフラッシュして利用者に刺激提示する。該刺激提示後の脳波を計測して、処理装置3により、前記脳波データを解析し、認知課題である該構成要素の1試行毎の意思決定に係わる脳内処理過程を推定する関数により、特定の意思決定が脳内でなされたと判断し、該構成要素を組み合わせたメッセージをアバターが音声出力する。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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