環状ジエン系化合物分解菌や環状ジエン系化合物分解剤、それらを用いた汚染環境の浄化装置や環状ジエン系化合物の分解方法、汚染土壌などの環境の浄化方法

開放特許情報番号
L2010006118
開放特許情報登録日
2010/12/3
最新更新日
2016/8/1

基本情報

出願番号 特願2009-105381
出願日 2009/4/23
出願人 独立行政法人農業環境技術研究所
公開番号 特開2010-252673
公開日 2010/11/11
登録番号 特許第5598646号
特許権者 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
発明の名称 環状ジエン系化合物分解菌および環状ジエン系化合物分解剤、汚染環境の浄化装置、並びに環状ジエン系化合物の分解方法および汚染物質の浄化方法
技術分野 化学・薬品、有機材料、その他
機能 材料・素材の製造、洗浄・除去、環境・リサイクル対策
適用製品 環状ジエン系化合物分解剤、環状ジエン系化合物分解菌、汚染環境の浄化装置、環状ジエン系化合物の分解方法、汚染土壌の浄化方法、ウリ科植物(キュウリ、スイカ、カボチャ、ヘチマ、メロン)に接種する汚染物質の浄化方法
目的 環状ジエン系農薬の分解能を有する糸状菌に分類される分解菌、またこの分解菌を用いた環状ジエン系化合物分解剤、汚染環境の浄化装置と、環状ジエン系化合物の分解方法および汚染土壌の浄化方法を提供する。
効果 本発明によれば、環状ジエン系農薬であるアルドリン、ディルドリン、ヘプタクロル、ヘプタクロルエポキシド、エンドリン、エンドスルファン、エンドスルファンスルフェートなどの1,2,3,4,7,7−ヘキサクロロビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−エン構造を有する化合物を分解することができる。さらに、汚染土壌や汚染水などの環境中に含まれる環状ジエン系化合物を分解してそれらの汚染環境を浄化することができる。
技術概要
 
アルドリン、ディルドリン、ヘプタクロル、ヘプタクロルエポキシド、エンドリン、エンドスルファン、エンドスルファンスルフェートなどの環状ジエン系化合物を90%以上分解することができる新規なM.racemosus DDF株などのムコール属ラセモサス種に属する糸状菌およびこの分解菌を含む環状ジエン系化合物分解剤であり、これらの分解菌や分解剤を用いる、環状ジエン系化合物で汚染された土壌や水を浄化装置や浄化方法である。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】
実施権条件 平成10年6月29日付特総第1173号特許庁長官通達「特許権等契約ガイドライン」に基づき、案件ごとに協議のうえ決定。

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
Copyright © 2024 INPIT