出願番号 |
特願2006-549013 |
出願日 |
2005/12/20 |
出願人 |
国立大学法人富山大学 |
公開番号 |
WO2006/068155 |
公開日 |
2006/6/29 |
登録番号 |
特許第5044782号 |
特許権者 |
国立大学法人富山大学 |
発明の名称 |
漢方処方による神経回路網再構築剤および神経回路網の再構築方法 |
技術分野 |
生活・文化 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
漢方処方による神経回路網再構築剤 |
目的 |
脳内の神経回路網の破綻に起因する認識機能不全の治療に有効な漢方処方による神経回路網再構築剤およびそれを用いる神経回路網の再構築方法において、神経回路網を再生する薬物として、すでに広く使用され安全性が十分に確認されている漢方薬に基礎を置き、新たな漢方処方を開発する。 |
効果 |
このエキスは、既存の薬物には無い新規の作用様式を有し、アルツハイマー病、老年痴呆、脳血管性痴呆、前頭側頭型痴呆、レビー小体痴呆、パーキンソン病、ハンチントン舞踏病、など種々の神経変性疾患の治療に有用であるとともに、軸索形成が必要な筋萎縮性側索硬化症、脳出血、脳梗塞、脳腫瘍、脳外傷、脊髄損傷等による運動ニューロンの障害の治療にも有用である。 |
技術概要
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三七人参および/または人参、黄耆、菖蒲、茯苓の抽出物を有効成分として含有している神経回路網再構築剤である。また、抽出物が、三七人参および/または人参1〜25重量部、黄耆1〜25重量部、菖蒲1〜25重量部、茯苓1〜25重量部の混合物の抽出物である、神経回路網再構築剤である。また、三七人参および/または人参、黄耆、菖蒲、茯苓の抽出物を投与する、神経回路網の再構築方法である。また、抽出物が、三七人参および/または人参1〜25重量部、黄耆1〜25重量部、菖蒲1〜25重量部、茯苓1〜25重量部の混合物の抽出物を乾燥エキス換算で体重1kg当り1〜1000mg/1回投与する、神経回路網の再構築方法である。図1は方剤の樹状突起伸展作用を神経成長因子(NGF)と比較した図、図2は方剤の軸索伸展作用を神経成長因子(NGF)と比較した図、図3は、方剤の空間記憶障害改善作用を示した図、である。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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