出願番号 |
特願2006-250252 |
出願日 |
2006/9/15 |
出願人 |
国立大学法人富山大学 |
公開番号 |
特開2008-069421 |
公開日 |
2008/3/27 |
登録番号 |
特許第4852754号 |
特許権者 |
国立大学法人富山大学 |
発明の名称 |
展伸用マグネシウム合金、同合金より成るプレス成形用板材およびその製造方法 |
技術分野 |
金属材料 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
展伸用マグネシウム合金、同合金より成るプレス成形用板材 |
目的 |
プレス成形性を向上したマグネシウム合金板材、そのための展伸用マグネシウム合金、および製造方法を提供する。 |
効果 |
マグネシウム合金のプレス成形による薄肉大型形状の部品製造を可能にし、適用製品の小型軽量化に大きく寄与し得る。 |
技術概要
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展伸用のマグネシウム合金は、質量%で、1.5〜4.0%のアルミニウムと、0.5〜1.5%の亜鉛と、0.05〜1.0%のマンガンと、0.1〜0.6%のジルコニウムとを含み、残部がマグネシウムである。好ましくは、アルミニウムの含有量が3.0%、亜鉛の含有量が0.4%、マンガンの含有量が0.4%、そしてジルコニウムの含有量が0.6%である。プレス成形用板材は、平均結晶粒径が10μm以下の合金組織を有し、厚みが1mm以下で、幅が150mm以上である。板材は、溶解マグネシウム合金の連続鋳造または押出によってスラブまたはシートバーを形成し、これを300〜400°Cに加熱して均質化処理し、次いで、300〜400°Cに加熱し、総圧下率90〜95%で熱間粗圧延して厚さ4〜7mmの圧延板に形成し、その後、250〜320°Cの加熱温度で、1回の加熱当たり圧下率10〜30%で1パス−1ヒートの温間圧延して、形成する。焼きなまし処理と結晶粒径の関係を、従来のマグネシウム合金板材と比較して示した線図である。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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