金属の分離方法、および金属の回収方法

開放特許情報番号
L2010006066
開放特許情報登録日
2010/11/26
最新更新日
2020/8/12

基本情報

出願番号 特願2006-124268
出願日 2006/4/27
出願人 国立大学法人富山大学
公開番号 特開2007-297653
公開日 2007/11/15
登録番号 特許第5114704号
特許権者 国立大学法人富山大学
発明の名称 金属の分離方法、および金属の回収方法
技術分野 化学・薬品
機能 環境・リサイクル対策
適用製品 金属の分離、回収システム
目的 新規な金属の分離方法および回収方法を提供する。
効果 重金属が共存する水銀廃液等から水銀を効率的に選択的に分離できる。また、分離した後回収できる。
技術概要
式1で表されるポリチオアミドから選ぶいずれか1種またはいずれか2種以上の組み合わせにより、溶液中の水銀を吸着する、金属の分離方法である。式中、R↑1、R↑2はフェニレン等の二官能性の芳香族ユニット、ピリジルジイル等の二官能性の複素環ユニット、または炭素数が2〜10の直鎖状または分岐状の二官能性の脂肪族炭化水素ユニットを示す。R↑3は水素原子、脂肪族炭化水素基、芳香族置換基、または複素環置換基を示す。溶液中での、水銀に対する他の金属のモル比が、0.1〜1000の範囲内にある。他の金属は、銅、鉄、亜鉛、マンガン、鉛、カドミウム、クロム、コバルト、ニッケル、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム等である。ポリチオアミドに吸着した水銀は、還元剤により脱離され回収される。還元剤として特にスズ(II)の化合物、水素化ホウ素化合物を挙げることができる。また、ポリチオアミドを再利用することができる。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

アピール内容 本発明は、重金属が共存する水銀廃液等から水銀を効率的に選択的に分離できる。また、分離した後回収できる。

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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