出願番号 |
特願2005-205798 |
出願日 |
2005/7/14 |
出願人 |
国立大学法人富山大学 |
公開番号 |
特開2007-021632 |
公開日 |
2007/2/1 |
登録番号 |
特許第4892718号 |
特許権者 |
国立大学法人富山大学 |
発明の名称 |
電解加工方法および電解加工装置 |
技術分野 |
機械・加工、電気・電子 |
機能 |
機械・部品の製造 |
適用製品 |
電解加工装置 |
目的 |
加工精度を向上することが可能な電解加工方法および電解加工装置を提供する。 |
効果 |
電圧パルスのみを印加したときに被加工物の電解加工速度が略ゼロとなるように濃度が調整された電解液を満たした状態で被加工物と電極とに電圧パルスを周期的に印加するとともに、被加工物に形成された不働態膜を破る高電圧パルスを電圧パルスと異なる周期で印加する構成としたので、電解加工の加工精度を向上することが可能となる。 |
技術概要
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図1は、電解加工装置1の全体構成を示す図である。図2は、電解加工装置1に用いられる加工電源40の概略構成を示す図である。電解加工装置1は、床などに載置されるベース12と、ベース12上に垂直に立設された支持部14とを備える。支持部14の側部にはZ軸モータ15により昇降されるZ軸機構部16が設けられており、このZ軸機構部16には電極取り付け部18が固定される。電極取り付け部18の下部には電極20が軸周りに回動可能に取り付けられる。タンク30には、硝酸ナトリウムや塩化ナトリウムなどの水溶液からなる電解液が貯留される。そして、約1重量%〜0.04重量%程度、より好適には約0.5重量%程度の濃度の電解液を用いる。図2に示されるように、加工電源40は、低電圧パルスを生成する低電圧パルス回路41と、高電圧パルスを生成する高電圧パルス回路42とが並列に接続されて構成される。そのため、各電圧パルスのON・OFFを適切に制御することにより、図3に模式的に示されるように、低電圧パルス回路41で生成された低電圧パルスと、高電圧パルス回路42で生成された高電圧パルスとが重畳され、電極20とワーク26との間に印加される。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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