放射性廃液の処理方法

開放特許情報番号
L2010006000
開放特許情報登録日
2010/11/19
最新更新日
2015/8/6

基本情報

出願番号 特願2009-009807
出願日 2009/1/20
出願人 独立行政法人日本原子力研究開発機構
公開番号 特開2010-169415
公開日 2010/8/5
登録番号 特許第4747348号
特許権者 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構
発明の名称 放射性廃液の処理方法
技術分野 電気・電子、機械・加工、化学・薬品
機能 洗浄・除去、その他
適用製品 ルテニウムなどの白金族元素含有の放射性廃液の処理方法
目的 原発の使用済み核燃料の再処理施設で発生した高放射性廃液を処理するガラス固化処理方法では、ガラス溶融炉内で、特に高放射性廃液に含まれる白金族元素が比較的大きな粒径で存在し、長期間運転で徐々に炉底部に堆積する。ガラス溶融炉は、通常炉底部が下方に向けて漸次縮径され、その下端部から溶融されたガラスを流下させる構造であり、堆積した白金族元素によって炉底部の溶融ガラスの粘度が高くなり、よって抜き出し性の観点から、長期間の安定的な運転が妨げられており、この発明はこれを効果的に抑制することを目的とする。
効果 白金族元素の溶融炉内での堆積を防ぐことができ、簡易かつ確実に放射性廃液を処理することができる。
技術概要
放射性廃液の処理方法は、放射性廃液を還元剤の添加後に含浸体に含浸させて加熱処理することで、特に放射性廃液中に高濃度で含まれるルテニウムを、非常に安定な酸化物(RuO↓2)の数μm程度の微粒子にできる。このため、溶融炉内において、微粒子が対流し、底部に沈降して堆積することを抑止する。 この際、還元剤としてカーボンブラックを添加し、マイクロ波照射で加熱処理すると、このカーボンブラックのマイクロ波の吸収率が高いことから放射性廃液を効果的に加熱でき、酸化物となったルテニウムなどの白金族元素の一定量が微粒子となってカーボンブラックの表面に分散して存在する。 そして、カーボンブラックは、500〜600℃の加熱により酸化除去できることからマイクロ波照射により除去され、溶融炉などでの処理によって完全に除去される。この結果、白金族元素の溶融炉内での堆積を防ぎ、簡易かつ確実に放射性廃液を処理できる。 また、白金族元素は、還元剤に加えて酸化剤を放射性廃液に添加することで一時的に酸化し、その後、還元して安定的な酸化物に化学変化することができる。その際、酸化剤としてセリウムを添加することで、白金族元素を急速に酸化させることができる。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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