出願番号 |
特願2009-096384 |
出願日 |
2009/4/10 |
出願人 |
独立行政法人国際農林水産業研究センター、独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 |
公開番号 |
特開2010-248088 |
公開日 |
2010/11/4 |
登録番号 |
特許第5408478号 |
特許権者 |
国立研究開発法人国際農林水産業研究センター |
発明の名称 |
環状ジテルペン化合物とその製造方法、土壌改良剤、硝化抑制剤及び肥料 |
技術分野 |
電気・電子、化学・薬品、有機材料 |
機能 |
材料・素材の製造、検査・検出、その他 |
適用製品 |
5−8−5員環を基本骨格としラクトン環を有する環状ジテルペン化合物とその製造方法、環状ジテルペン化合物を有効成分とする土壌改良剤と土壌の硝化抑制剤、環状ジテルペン化合物を含有する肥 |
目的 |
熱帯から温帯にかけての広い地域で利用でき、かつ天然由来の材料から容易に得られる硝化抑制作用を有する新規化合物とその製造方法、及びそれを含有する土壌改良剤、硝化抑制剤、肥料を提供する。 |
効果 |
本発明によれば、ブラキアラクトンは天然由来の優れた硝化抑制作用を有する新規化合物であり、特に熱帯から温帯における土壌改良剤、硝化抑制剤、肥料として使用可能な化合物である。 |
技術概要 |
クリーピングシグナルグラスの根部をアンモニウム塩に浸して根浸出液を得る工程と、得られた根浸出液を乾燥し乾燥物をメタノール抽出して乾燥する工程と、さらに乾燥物をジクロロメタンで抽出し分配吸着カラムクロマトグラフィーにより分画する工程を含む環状ジテルペン化合物の製造方法、並びに5−8−5員環を基本骨格としラクトン環を有する環状ジテルペン化合物、更にその環状ジテルペン化合物を有効成分とする土壌改良剤と土壌の硝化抑制剤、環状ジテルペン化合物を含有する肥料である。なお環状ジテルペン化合物誘導体のブラキアラクトンはニトラピリンに匹敵しジシアンジアミドよりもはるかに低濃度でも十分な硝化抑制作用を有する。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
実施権条件 |
平成10年6月29日付特総第1173号特許庁長官通達「特許権等契約ガイドライン」に基づき、案件ごとに協議のうえ決定。 |
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