電気化学分子認識プローブ及びそれを用いた分子認識センサ並びにそれらを用いた電気化学的検出方法

開放特許情報番号
L2010005904
開放特許情報登録日
2010/11/12
最新更新日
2015/10/1

基本情報

出願番号 特願2010-193207
出願日 2010/8/31
出願人 独立行政法人産業技術総合研究所
公開番号 特開2011-107125
公開日 2011/6/2
登録番号 特許第5334136号
特許権者 国立研究開発法人産業技術総合研究所
発明の名称 電気化学分子認識プローブ及びそれを用いた分子認識センサ並びにそれらを用いた電気化学的検出方法
技術分野 電気・電子、食品・バイオ
機能 機械・部品の製造
適用製品 分子認識で活性する分子認識プローブ
目的 目的物質へのラベル化および測定溶液へのマーカーの添加を必要とせず、かつ目的物質の認識に伴い電気化学信号が増加するsignal−on型の検出法とさせるための分子認識プローブおよび分子認識センサを提供する。
効果 目的物質へのラベル化および測定溶液へのマーカーの添加を必要とせず、かつ目的物質の認識に伴い電気化学信号が増加するsignal−on型の検出法を実現することができる。
技術概要
電気化学活性団と、電気化学活性団の電気化学活性を抑制する活性抑制団と、目的物質を特異的に分子認識するレセプターと、分子認識の結果立体構造を変化させる分子領域とを備える。更に、分子認識前は電気化学活性団が活性抑制団により活性を抑制され、分子認識後は活性を取り戻すように分子認識プローブを構成させる。更に又、アンカー領域を分子認識プローブに備え、これを電極表面に固定することによって分子認識センサを構成させる。レセプターは分子認識に伴ってその立体構造が変化して酸化還元電位がシフトすることにより電流値を増大させるのが好ましい。レセプター領域としては、核酸、タンパク質、ペプチド、イオノフォア等を用い、核酸としては、DNA、RNA、PNA、LNAなどを用いるのが好ましく、電気化学活性団としては、キノン類及びその誘導体、ナフトキノン類及びその誘導体などの有機金属錯体または酸化還元酵素などを用いるのが好ましい。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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