出願番号 |
特願2009-060118 |
出願日 |
2009/3/12 |
出願人 |
独立行政法人科学技術振興機構 |
公開番号 |
特開2010-207786 |
公開日 |
2010/9/24 |
登録番号 |
特許第5089634号 |
特許権者 |
国立研究開発法人科学技術振興機構 |
発明の名称 |
アルカリ土類金属系触媒、及び反応方法 |
技術分野 |
化学・薬品 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
アルカリ土類金属系触媒 |
目的 |
中性配位型不斉配位子を用いた光学活性アルカリ土類金属触媒を提供する。 |
効果 |
炭素−炭素結合生成反応が良好なエナンチオ選択性を持って進行する。例えば、マロン酸エステルのニトロオレフィンへの1,4付加反応、イミンへのMannich反応、アズラクトンとα,β−不飽和エステルの1,4付加反応が高いエナンチオ選択性を持って進行する。 |
技術概要
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式Iで示す化合物と、式II:MX↓2で示す化合物とで構成される触媒である。式中、R↑1、R↑2、R↑3は、H、アルキル基、アルケニル基、アリール基、又はアラルキル基である。R↑4は、H、F、Cl、Br、I、アルキル基、アルケニル基、アリール基、アラルキル基、O、S又はNである。XはO、S又はN、Mはアルカリ土類金属、Xは陰イオンである。式Iで示す化合物と式IIで示す化合物との錯体である。式Iで示す化合物は光学活性三座配位子である。式IIのMがCa、Sr又はBaであり、式IIのXがClO↓4、BF↓4、PF↓6、NO↓3、F、Cl、Br、I、SO↓4R、OCOR、OR、NR↓2又はN(SiR↓3)↓2(R=炭化水素基)である。カルボニル化合物類縁体とニトロオレフィン化合物類縁体との反応に際して用いられる触媒カルボニル化合物類縁体は式IIIで表されるβ−ジカルボニル化合物であり、ニトロオレフィン化合物類縁体が式IVで表される化合物である。R↑5、R↑6は、H、アルキル基等、R↑7は、H、アルキル基等、R↑8、R↑1↑0は、H、アルキル基等、R↑9は、H、アルキル基等である。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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