出願番号 |
特願2009-025080 |
出願日 |
2009/2/5 |
出願人 |
東海物産株式会社、愛知県 |
公開番号 |
特開2010-178674 |
公開日 |
2010/8/19 |
登録番号 |
特許第5243985号 |
特許権者 |
東海物産株式会社、愛知県 |
発明の名称 |
局所温度調節装置及び局所温度調節装置を用いた育成方法 |
技術分野 |
食品・バイオ |
機能 |
加熱・冷却、その他 |
適用製品 |
局所温度調節装置、植物 |
目的 |
株基部を冷却することで、低エネルギーで植物の育成を調節することができる局所温度調節装置である。 |
効果 |
この育成方法では、温度の調節された空気を発育の調節に必要な栽培作物の株基部に導くことにより、栽培作物の温度調節が必要な部分の温度を調節する。こうすることにより、栽培植物の発育調節に本来必要のない温室全体の温度調節を行う場合と比較して、省エネルギーに資する効果が得られる。 |
技術概要
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局所温度調節装置は、株基部の温度で発育を調整可能な栽培作物を育成する栽培作物育成手段と、空気を加熱又は冷却する温度調節手段と、栽培作物育成手段の上面の少なくとも一部を覆い、温度調節手段によって調節された空気の少なくとも一部を株基部近傍に誘導する被覆手段と、を備えたものである。被覆手段に液体を供給する液体供給手段、を備える。スポットクーラ80で冷却された空気をベッド30、板40に備えられた間隙42、遮蔽布60を介して株基部の温度で育成を調節することができる植物の株基部に導く。こうすることにより、発育調節に必要な株基部を冷却することができるため、温室内全体を冷却するよりも遙かに省エネルギーで発育調節を行うことができる。更に、白色布64にプラスチックチューブ70によって水分を供給することで、白色布64から水分が蒸発するときの気化熱を利用し、一度冷却した空気を再度スポットクーラ80に供給してスポットクーラ80に再利用することで、より省エネルギーにする局所温度調節装置を実現することができる。 |
実施実績 |
【試作】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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