出願番号 |
特願2010-153302 |
出願日 |
2010/7/5 |
出願人 |
独立行政法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
特開2011-058349 |
公開日 |
2011/3/24 |
登録番号 |
特許第5656147号 |
特許権者 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 |
調光透明窓用部材 |
技術分野 |
土木・建築 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
調光透明窓用部材 |
目的 |
室内から外を眺めても外の景色が浮き上がったり一部が遮られたりして見えることなく、冬の太陽光は効果的に室内に取り込み、夏の太陽光を効果的に遮断し、冷暖房負荷を大幅に低減することができ、構造が簡単で加工が容易で、より薄型化が可能な調光透明窓用部材を提供する。 |
効果 |
室内から外を眺めても外の景色が浮き上がったり、一部が欠けて見えることなく、冬の太陽光は効果的に室内に取り込み、夏の太陽光は効果的に遮断し、冷暖房負荷を大幅に低減することができる。また、薄型で且つシンプルな構造で容易に製造できる調光透明窓用部材の提供が可能となる。調光透明窓用部材は、窓ガラスに貼り付けたり、接触するように吊るしたりして用いてもよいし、窓ガラス自体を構成するようにしてもよい。 |
技術概要
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図1は調光透明窓用部材の基本的な構造を示す図である。調光透明窓用部材は、一対の平行な平面12A、12Bを持つ板状もしくはシート状のプラスチック材料からなる透明窓用部材11A、11Bの中に、スリットからなる空気層13が上下方向に複数、一定間隔で平面12A、12Bに対して傾斜して形成され、室外側の板状透明窓用部材12Bと空気層13との界面により、冬場における室外から平面12Bに垂直な方向に対し所定角度以下で入射する太陽光は室内に取り込み、夏場における室外から平面12Bに垂直な方向に対し所定角度より大きい角度で上方から入射する太陽光を全反射させ、室内への侵入を遮断する。図2は、透明構造体の断面構造を示し、例えば透明アクリル板を用い、レーザー加工か、カッターブレードを餅田加工により、スリットからなる空気層が形成された調光部材を作製する。図3は他の例の調光透明窓用部材の構造説明図である。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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