第5族元素及び/又は第6族元素の溶解方法

開放特許情報番号
L2010005696
開放特許情報登録日
2010/10/15
最新更新日
2015/10/1

基本情報

出願番号 特願2010-152651
出願日 2010/7/5
出願人 独立行政法人産業技術総合研究所
公開番号 特開2011-032578
公開日 2011/2/17
登録番号 特許第5569934号
特許権者 国立研究開発法人産業技術総合研究所
発明の名称 第5族元素及び/又は第6族元素の溶解方法
技術分野 化学・薬品、金属材料
機能 材料・素材の製造、環境・リサイクル対策
適用製品 第5族元素及び/又は第6族元素の溶解システム
目的 タングステン、モリブデン、ニオブ、タンタル等の第5族元素や第6族元素を含む使用済みの超硬工具、各種金属製品、触媒、及びこれらの製造工程で出る工程内廃棄物等から、第5族元素や第6族元素をアルカリ金属水酸化物、アルカリ土類金属水酸化物、これらの混合水酸化物、又は、水酸化物のいずれかを主成分として含むものの溶融物中に効率的かつ制御可能に、廃棄物等の種類によっては選択的に、溶解する方法を提供する。
効果 1V程度の電圧でも平均して50mA/cm↑2以上の電流を流すことができ、電流効率も高いことから、少ない電力で迅速に溶解対象の物質からタングステン、モリブデン、ニオブ、タンタル等の第5族元素及び/又は第6族元素を溶解することができる。また、その溶解は、物質中の不純物の混入が少ない選択的なものであり、他の手法に比べて溶解の制御も容易であり、その上、単一の操作で第5族元素及び/又は第6族元素をほぼ全量溶解できることから、工業化する上で非常に有利である。
技術概要
アルカリ金属水酸化物、アルカリ土類金属水酸化物、これらの混合水酸化物、又は、水酸化物のいずれかを主成分として含むものの溶融物中において、第5族元素及び/又は第6族元素を含む物質を陽極酸化し、第5族元素及び/又は第6族元素を前記溶融物中に溶解する第5族元素及び/又は第6族元素の溶解方法である。また、その溶融物中において、第5族元素及び/又は第6族元素を含む物質を陽極酸化し、第5族元素及び/又は第6族元素を前記溶融物中に溶解した後、第5族元素及び/又は第6族元素の濃度の増加した溶融物を水に溶解させて第5族元素及び/又は第6族元素のオキソ酸塩の水溶液とすることが好ましい。また、この溶解方法を用いる、第5族元素及び/又は第6族元素を含む物質から第5族元素及び/又は第6族元素を回収する回収方法である。図1は、タングステン合金廃棄物を1Vの定電圧で陽極酸化した際の電流値の時間変化を示した図である。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

導入メリット 【改善】
改善効果1 処理対象物がチッ化チタン、チッ化アルミ、アルミナ、シリカ、炭化チタン、炭窒化チタン、チタンアルミナイトライド、アルミクロムナイトライドを始めとしたセラミックスを表面被覆材やバインダーの主成分乃至副成分として具備乃至含有している場合には、予め浸漬して溶解処理を行うことにより、表面に露出する該セラミックスを溶解除去できる。
改善効果2 対象となる第5族元素及び/又は第6族元素を溶解するのに適した溶融物と、セラミックスの溶解に適した溶融物をそれぞれ用意して用いることで、その後の第5族元素及び/又は第6族元素の陽極酸化や溶解の効率化、溶融物中におけるセラミックス由来の不純物量の低減化が可能となる。

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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