凹型酸化膜構造体(柱状凹部を有する色素増感太陽電池の多孔質金属酸化膜)
- 開放特許情報番号
- L2010005663
- 開放特許情報登録日
- 2010/10/8
- 最新更新日
- 2010/11/12
基本情報
出願番号 | 特願2004-154766 |
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出願日 | 2004/5/25 |
出願人 | 電源開発株式会社 |
公開番号 | |
公開日 | 2005/12/8 |
登録番号 | |
特許権者 | 電源開発株式会社 |
発明の名称 | 凹型酸化膜構造体 |
技術分野 | 電気・電子 |
機能 | 材料・素材の製造 |
適用製品 | 色素増感型太陽電池など |
目的 | 色素増感太陽電池の光電変換効率を向上させることができる多孔質金属酸化膜とその製法を提供する。 |
効果 | 多孔質金属酸化膜の立体形状を規則的に制御することによって、多孔質膜の実質的な表面積が増大し、光電変換効率が高い色素増感太陽電池が得られる。 |
技術概要 |
多孔質金属酸化膜の立体形状の制御は、陽極酸化被膜の微細孔を一種の鋳型として作製した樹脂型により行う。 以下の工程からなる製法により、多数の柱状凹部が形成された多孔質金属酸化膜が製造される。 陽極酸化処理時の処理条件によって陽極酸化被膜の微細孔の寸法、密度を任意に制御できるため、柱状凹部の寸法、密度を制御することができる。 工程1. 弁金属からなる箔に陽極酸化処理を施し、表面に陽極酸化被膜を形成する。 工程2. 陽極酸化被膜に形成されている微細孔の内部に硬化性樹脂液を充填して硬化させ、その後、酸等により金属箔と陽極酸化被膜を除去すると、樹脂型が得られる。 工程3. 基板上に金属酸化物微粒子からなるゾルを塗布した後、樹脂型をゾル層に突き刺して加熱・焼成する。加熱により樹脂型は熱分解して消散する結果、上記形状の多孔質金属酸化膜が得られる。 |
イメージ図 | |
実施実績 | 【試作】 |
許諾実績 | 【無】 |
特許権譲渡 | 【可】 |
特許権実施許諾 | 【可】 |
登録者情報
登録者名称 | |
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その他の情報
関連特許 |
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