リポソーム及びその作製方法

開放特許情報番号
L2010005643
開放特許情報登録日
2010/10/8
最新更新日
2014/6/19

基本情報

出願番号 特願2008-110455
出願日 2008/4/21
出願人 国立大学法人北陸先端科学技術大学院大学
公開番号 特開2009-255019
公開日 2009/11/5
登録番号 特許第5527642号
特許権者 国立大学法人北陸先端科学技術大学院大学
発明の名称 リポソーム及びその作製方法
技術分野 生活・文化、化学・薬品
機能 材料・素材の製造、検査・検出
適用製品 リポソームの作製システム
目的 生体膜の非対称性を模倣したリポソームの構築及びドメイン形成を実現し、穏やかな条件下でリポソームの形成が可能で、リポソームを破壊することなく高い形成率で形成することが可能なリポソームの作製方法を提供する。また、リポソームの形成過程を視認することができ、形成されるリポソームのサイズをある程度コントロールすることが可能なリポソームの作製方法を提供する。
効果 形成されたリポソームを破壊することなく、高い形成率で生体膜の非対称性を模倣したリポソームを作製することが可能である。リポソームの作製に際しては、リポソームの形成過程を視認することができ、サイズコントロールも可能である。作製されるリポソームは、2分子膜が生体膜と同様の非対称性を有し、ラフト様のミクロドメイン構造も観察される。
技術概要
図1はリポソームの作製方法を模式的に示し、(a)は液滴導入状態を示す模式図、(b)は液滴が油水界面に到達した状態を示す模式図、(c)は液滴の水性溶液相への移行状態(リポソームの形成状態)を示す模式図である。水性溶液相1上に油性溶液相2を配するとともに、油水界面に外層脂質膜となる脂質単分子膜3を形成しておき、油性液体相2中に内層脂質膜6が形成されたW/O液滴5を導入する。液滴7を構成する水性溶液と水性溶液相1を構成する水性溶液に比重差を付与することで、重力によりW/O液滴5を水性溶液相1中に移行させ、内層脂質膜6の外側に外層脂質膜(脂質単分子膜3)を形成する。作製されるリポソーム9は、内層脂質膜6と外層脂質膜(脂質単分子膜3)の組成が異なる非対称性脂質2分子膜を備え、非対称性脂質2分子膜の膜面内に特定の脂質が偏在したミクロドメイン構造が形成される。観察チャンバの構成を図2に示す。観察チャンバは、スライドガラス11上に円筒形状の孔部13を形成したシリコンゴムシート12を載置することにより構成される。
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

導入メリット 【改善】
改善効果1 このリポソームを用いることにより、内層と外層の組成の異なるリポソーム上での相分離実験系を確立することができ、例えば内外層非対称分布がドメイン形成及びその与える影響等を明らかにすることができる。

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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