流体流れ解析方法、流体流れ解析システム、コンピュータを流体流れ解析システムとして機能させるプログラム

開放特許情報番号
L2010005629
開放特許情報登録日
2010/10/8
最新更新日
2010/10/8

基本情報

出願番号 特願2007-041617
出願日 2007/2/22
出願人 国立大学法人北陸先端科学技術大学院大学
公開番号 特開2008-198161
公開日 2008/8/28
登録番号 特許第4081555号
特許権者 国立大学法人北陸先端科学技術大学院大学
発明の名称 流体流れ解析方法、流体流れ解析システム、コンピュータを流体流れ解析システムとして機能させるプログラム
技術分野 情報・通信、土木・建築
機能 機械・部品の製造、制御・ソフトウェア
適用製品 流体流れ解析システム、コンピュータを流体流れ解析システムとして機能させるプログラム
目的 計算量と解析空間の体積との関係を利用し、家屋内流れの解析計算を全体一括ではなく、内壁やパーティション、或いは家具等で仕切られた空間として分割したブロックごとに流れに沿った順番で行い、流れの分岐および複数の流入に対しては、各々の流れを分離して解析計算した結果を重ね合わせて解を得ることにより、従来手法よりも大幅な計算量の削減を可能にし、高速かつ簡便なシミュレーションを実現できる流体流れ解析方法、流体流れ解析システム及びコンピュータを流体流れ解析システムとして機能させるプログラムを提供する。
効果 流体流れ解析方法、流体流れ解析システム、コンピュータを流体流れ解析システムとして機能させるプログラムでは、流体(気体・液体)の構造物内での流れをシミュレーションするに際して、家の間取り、窓やドアの位置や数、風の方向や速度などを条件設定すれば、どんな形状や大きさの構造物であっても、高性能のコンピュータでなく一般のパーソナルコンピュータでも数分で流体の流れの解を求めることが可能になる。
技術概要
図1は流体流れ解析システムの概要を示す図、図2は適用する構造物を表す模式図、図3は流体流れ解析システムによる流体流れ解析過程を示すフローチャート、図4は流体流れ解析システムの構成を示すブロック図、である。流体流れ解析システム1は、内部バス11に、通信インタフェース12、CPU13、ROM14、RAM15、ディスプレイ9、キーボード/マウス8、ドライブ18、ハードディスク19を接続させ、アドレス信号、制御信号、データ等を伝送させ、流体流れ解析システムを実現するコンピュータシステムとしての構成を備える。この流体流れ解析システム1はCADシステムと接続したりCADシステムに組み込み可能となっており、CADシステム10の座標情報等の各種データを利用可能にしたり、CADシステム10にて各種情報をグラフィカルに視覚化させたりすることが可能となっている。CADシステム10は、ハードディスク19にCADシステムとして機能させるプログラムが記憶されており、この命令に従ってCPUが処理を実行することにより、流体流れ解析システム1と同一コンピュータにて実現される。
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

導入メリット 【改善】
改善効果1 建築CADに流体流れ解析方法を組み込むことにより、CAD図面から自動的に流体(風)による構造物の流体流れを予測するため、数値流体力学シミュレーションの専門知識がない建築設計者が構造物の流れを短時間で低コストで予測することが可能になり、家財の配置や空調設備等の位置などを考慮した構造物の設計等に活用することができる。

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【有】   
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