ポジショニング機構、及び、それを用いた顕微鏡

開放特許情報番号
L2010005628
開放特許情報登録日
2010/10/8
最新更新日
2011/1/28

基本情報

出願番号 特願2006-547825
出願日 2005/11/24
出願人 国立大学法人北陸先端科学技術大学院大学
公開番号 WO2006/057300
公開日 2006/6/1
登録番号 特許第4644821号
特許権者 国立大学法人北陸先端科学技術大学院大学
発明の名称 ポジショニング機構、及び、それを用いた顕微鏡
技術分野 機械・加工
機能 機械・部品の製造、検査・検出
適用製品 ポジショニング機構を用いた顕微鏡
目的 細幅化・小型化が可能なポジショニング機構、及び、それを用いた顕微鏡を提供する。
効果 支軸をガイドで挟持するという簡単な構成で三次元方向へのポジショニングを実現し、細幅化・小型化が可能であるため、細幅・狭小なスペースにポジショニング機構を組み込むことができる。たとえば顕微鏡や再生装置など、様々な装置に組み込むことが可能である。細幅化・小型化が可能なため、複雑な構成中に組み込んだり、狭ピッチ化や多軸化や複数化も可能となる。
技術概要
所定位置に球面部11を備える支軸10と、この支軸10にほぼ平行に配されるガイドとを備え、三次元方向のうちこの支軸10の軸方向をz方向とすると、この支軸10は、球面部11の位置においてこのガイド20に挟持され、球面部11を支点としてxy方向に揺動可能であり、且つ、z方向にスライド可能である。ガイドはレール状であり、支軸の球面部は少なくとも三本のレール状のガイドに挟持されている。ガイドは筒形状であり、支軸の球面部は筒形状のガイド内周で挟持されている。支軸に対して衝撃力を加える衝撃力付加手段を備える。支軸の少なくとも一部を変形させる変形手段を備える。ポジショニング機構を備える顕微鏡である。図1はポジショニング機構101の側面図であり、図2はその断面図である。図3は、内部構造を説明する説明図である。このポジショニング機構101は、支軸10とガイド20とがホルダ30に収納されて一体的に構成され、細幅のスティック状となっている。支軸10の先端には、位置決めされる対象物40が取り付けられ、支軸10の動きにより対象物40の位置が操作されるようになっている。例えば顕微鏡に用いられる場合は、試料ステージやプローブである。
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

導入メリット 【 】
改善効果1 このポジショニング機構は、顕微鏡への応用が期待される。本発明のポジショニング機構は細幅化・小型化が可能であるため、顕微鏡に用いることにより細幅・小型の顕微鏡を実現できる。

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【有】   
Copyright © 2018 INPIT