出願番号 |
特願2010-075425 |
出願日 |
2010/3/29 |
出願人 |
愛知県 |
公開番号 |
特開2011-205933 |
公開日 |
2011/10/20 |
登録番号 |
特許第5681923号 |
特許権者 |
愛知県 |
発明の名称 |
高濃度糖化液の製造方法 |
技術分野 |
食品・バイオ |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
高濃度糖化液 |
目的 |
工業的に安価かつ容易にバイオマスを酵素により糖化し、共存する水割合が少ない高濃度の糖化液を取得する方法を提供する。 |
効果 |
従来の糖化液の製造手法に比べて、高濃度糖化液を、低コストで容易に製造する方法が提供される。これにより、バイオマス由来のマテリアルやエネルギーにおけるコスト高や煩雑さ等の問題を解決することができ、バイオマスを用いた燃料やマテリアルの製造・開発分野において極めて有意義である。 |
技術概要
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バイオマスから酵素を用いて糖化液を製造する方法であって、疎水性の有機溶媒が存在する反応溶媒中に、バイオマス及び酵素を添加して攪拌することにより、バイオマス中の多糖類をより低分子の糖類に加水分解する分解ステップと、必要により分解ステップの最終段階で反応溶媒中に水系溶媒を添加して、分解されたより低分子の糖類を水系溶媒に抽出する抽出ステップと、水系溶媒に抽出された糖類を糖化液として回収する回収ステップと、を含む。また、分解ステップにおいて、反応溶媒は有機溶剤と水系溶媒との混合液であり、混合液中にバイオマスは分散されている。ここで、「分散されている」とは、液相の反応溶媒へバイオマスの粉体を混入させた状態を指し、この状態でバイオマスの粉体は反応溶媒中で自由運動が可能である(図1b)。従って、これらの要因を適宜調整して、バイオマスを反応溶媒において分散させ、反応溶媒中の酵素がバイオマスに対して自由に接触できるようにする。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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