出願番号 |
特願2008-034640 |
出願日 |
2008/2/15 |
出願人 |
国立大学法人九州大学 |
公開番号 |
特開2009-189318 |
公開日 |
2009/8/27 |
登録番号 |
特許第4883532号 |
特許権者 |
国立大学法人九州大学 |
発明の名称 |
組換え酵素を用いた遺伝子増幅方法 |
技術分野 |
食品・バイオ |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
遺伝子組換え技術、組換えタンパク質 |
目的 |
組換え酵素Creと変異loxP配列とを用い、染色体への目的遺伝子の導入を繰り返し行うことができる、換言すれば、染色体上での目的遺伝子の増幅を行うことができるシステムの提供。 |
効果 |
この技術の遺伝子組換え方法により、動物細胞の染色体上での遺伝子組換えや遺伝に増幅が好適に実施可能である。宿主動物細胞は、培養細胞であっても、動物個体であってもよい。なお、この技術の方法は、染色体上のみならず、プラスミド上での遺伝子操作にも用いることができる。 |
技術概要
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この技術では、組換え酵素Creと、スペーサー領域、並びにその左右にそれぞれ配置された左アーム領域及び右アーム領域からなる、Creのターゲットサイトとを用いる遺伝子組換え方法においては、遺伝子1、及び遺伝子1の両側にそれぞれ連結されたターゲットサイト2及びターゲットサイト3を含む組込カセットと遺伝子2、遺伝子2の両側にそれぞれ連結されたターゲットサイト4及びターゲットサイト5を含む置換カセットを準備する。ターゲットサイト4は、スペーサー領域2、及び変異のある、ターゲットサイト1とは反対側であって、かつ遺伝子2に近い側の一方のアーム領域、及び野生型である他方のアーム領域からなる。変異のある一方のアーム領域、及び野生型である他方のアーム領域からなる。そして、ターゲットサイト1と組込カセットとを、Creによって反応させ、反応生成物を得る工程と、反応生成物と置換カセットとを、Creよって反応させる工程を含む。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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