出願番号 |
特願2007-525890 |
出願日 |
2005/12/6 |
出願人 |
国立大学法人九州大学 |
公開番号 |
WO2006/062233 |
公開日 |
2006/6/15 |
登録番号 |
特許第4200222号 |
特許権者 |
国立大学法人九州大学 |
発明の名称 |
眼膜染色に用いる染色組成物 |
技術分野 |
化学・薬品 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
眼膜を染色するアジュバント |
目的 |
眼膜疾患の治療のための染色組成物の製造におけるBBG誘導体の利用法、更に、眼科手術のための外科的なアジュバントとしてBBG誘導体の利用法の提供。 |
効果 |
染色組成物は黄斑円孔、高度近視性(hymyopic)黄斑円孔による網膜剥離、網膜上膜、増殖性糖尿病網膜症、糖尿病性黄斑浮腫、増殖性硝子体網膜症、及び過熟白内障、及び先天性白内障等の特異的白内障、及び分層角膜移植等の硝子体網膜疾患等の眼疾患における外科手術の外科的アジュバントとして用いることができる。この染色組成物により、識別しがたい眼膜をより明確に確認することが可能となり、外科手術における安全性を向上させることができる。 |
技術概要
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本技術の一つの側面は眼膜除去を行う際の眼膜染色のための染色組成物についてのものであり、染色組成物はブリリアントブルーG(BBG)誘導体、薬理学的に許容されるその塩あるいは水和物を主要成分として構成される。好ましいBBG誘導体を構造式[I]に示す。式中、R↑1はC↓(1−10)アルコキル基、水素原子、−OH、C↓(1−10)アルキル基、C↓(2−10)アルケニル基、C↓(2−10)アルキニル基、1つあるいは2つのアリール基で置換されたC↓(1−10)アルキル基、ヒドロキシC↓(2−10)アルキル基、ハロゲノC↓(1−10)アルコキシ基あるいはハロゲノC↓(1−10)アルキル基を表し、nは1から5のいずれか一つを表し、R↑2及びR↑(2´)は、同一または異なり、それぞれ水素原子、−OH、C↓(1−10)アルキル基、C↓(2−10)アルケニル基、C↓(2−10)アルキニル基、1つあるいは2つのアリール基で置換されたC↓(1−10)アルキル基、C↓(1−10)アルコキシ基、ヒドロキシC↓(2−10)アルキル基、あるいはハロゲノC↓(1−10)アルキル基を表す。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【有】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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