出願番号 |
特願2007-054255 |
出願日 |
2007/3/5 |
出願人 |
国立大学法人九州大学 |
公開番号 |
特開2007-270350 |
公開日 |
2007/10/18 |
登録番号 |
特許第5055547号 |
特許権者 |
国立大学法人九州大学 |
発明の名称 |
高強度ステンレス鋼並びに高強度ステンレス鋼の製造方法 |
技術分野 |
金属材料 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
オーステナイト系ステンレス鋼、高強度ステンレス鋼、燃料電池システム |
目的 |
耐水素脆化性に優れている高強度ステンレス鋼、並びに耐水素脆化性に優れている高強度ステンレス鋼の製造方法の提供。 |
効果 |
この技術に係る高強度ステンレス鋼は、耐水素脆化性に優れていると共に強度が高い。また、この技術に係る高強度ステンレス鋼の製造方法は、耐水素脆化性に優れていると共に強度が高い高強度ステンレス鋼を製造できる。 |
技術概要
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この技術では、高強度ステンレス鋼は、マルテンサイト相と、マルテンサイト相の周囲に位置するオーステナイト相とを有する高強度ステンレス鋼であって、表層領域の窒素濃度が中心領域の窒素濃度よりも高いものとする。また、この高強度ステンレス鋼において、質量%で、C:0.15%以下、Cr:16〜20%、Ni:6〜10%、Si:2%以下、Mn:3%以下、P:0.05%以下、S:0.03%以下、Mo:1%以下、Cu:0.5%以下、Nb:0.1%以下、Ti:0.05%以下、V:0.2%以下、N:0.15%以下、Al:0.05%以下、希土類元素:0.1%以下、残部がFe及び不可避的不純物からなり、表層領域の窒素濃度が0.2質量%超1.5質量%以下とする。このような高強度ステンレス鋼の製造方法は、オーステナイト系ステンレス鋼を窒素ガス雰囲気中で焼鈍する焼鈍工程と、焼鈍工程後にオーステナイト系ステンレス鋼を加工する工程とを有する高強度ステンレス鋼の製造方法であって、焼鈍工程は表層領域の窒素濃度を中心領域の窒素濃度よりも高くするものとする。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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