出願番号 |
特願2006-261675 |
出願日 |
2006/9/27 |
出願人 |
国立大学法人九州大学 |
公開番号 |
特開2008-085520 |
公開日 |
2008/4/10 |
登録番号 |
特許第5124768号 |
特許権者 |
国立大学法人九州大学 |
発明の名称 |
放送装置 |
技術分野 |
情報・通信 |
機能 |
制御・ソフトウェア |
適用製品 |
警告音、報知音、アナウンス音声、公共放送装置 |
目的 |
駅構内などで使用される電車等の発車ベルなどの警告音、報知音とアナウンス音声が重複した際に、両者の情報を使用者に的確に知らせる放送装置の提供。 |
効果 |
駅構内等の発車ベル等の警告音、報知音と、発車時のアナウンスが同時に鳴らされた場合に、音声内容の伝達にとって重要でありながら警告音等にかき消されがちなパワーが小さい音声の子音部等を、音声の短時間パワーの変化率に基づいて、選択的に、さらに最適な増幅度で強調して、音声の音量を不必要に上げることなく、且つ、音声の自然性を損なわずにアナウンス等の内容を明瞭に伝達することができる。 |
技術概要
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この技術では、放送装置は、入力された音声信号の所定の周波数成分を通過させるフィルタ部と、フィルタ部を通過した音声信号の特定の時刻の前後に複数の時間フレームを形成するフレーム分割部と、フレーム分割部で分割されたフレーム内の音声信号のパワーをそれぞれ算出するパワー算出部と、パワー算出部で算出されたそれぞれのパワーからパワーの変化率を算出するパワー変化率算出部を含む。また、パワー変化率算出部で算出されたパワー変化率から入力音声信号を増幅するか否かを決定する増幅決定部と、増幅決定部で増幅すると決定された場合にパワー変化率に基づいて増幅度を算出する増幅度算出部と、増幅度算出部で算出された増幅度に応じて入力音声を増幅する音声増幅部を含む。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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