出願番号 |
特願2006-238660 |
出願日 |
2006/9/4 |
出願人 |
国立大学法人九州大学 |
公開番号 |
特開2008-057023 |
公開日 |
2008/3/13 |
登録番号 |
特許第4779118号 |
特許権者 |
国立大学法人九州大学 |
発明の名称 |
貴金属ナノシートの製造方法 |
技術分野 |
金属材料 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
貴金属ナノシート、金ナノシート、二次元ナノ構造体 |
目的 |
金などの貴金属のナノシート(ナノプレート)をその幾何学的形態を制御して、簡便且つ低コストで製造することのできる新しい技術の提供。 |
効果 |
この技術の貴金属ナノシートの製造方法に従えば、反応条件を制御することにより、ナノシートの形状や大きさを制御することができ、これまでに知られていない形状、例えば、形状が九角形である金ナノシート、あるいは合弁花状の構造を呈する金ナノシートを得ることもできる。 |
技術概要
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この技術では、貴金属の錯体、貴金属の可溶化剤、および貴金属の保護ポリマーを混合、含有する水溶液に紫外線を照射する工程を含むことを特徴とする貴金属ナノシートの製造方法を提供する。この技術が対象とするのは、貴金属、すなわち、金、銀、白金、パラジウム、ルテニウム、ロジウム、オスミウム、およびイリジウムであるが、特に金に対して好ましく適用される。原料となる貴金属の錯体は、水溶性であり、光(紫外光)照射により分解・還元されて対応する金属を生成し得る(例えば、金の場合、Au↑(3+)→Au)ものであれば、いずれも適用可能である。好ましい錯体として、ハロゲノ錯体が挙げられるが、これに限られるものではない。特に好ましい可溶化剤の例は、Cl↑−、Br↑−やI↑−のようなハロゲンアニオンであり、実際の操作に当たっては、例えば、NaBr、KBr、HBrなどとして添加、使用される。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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