出願番号 |
特願2006-215899 |
出願日 |
2006/8/8 |
出願人 |
国立大学法人九州大学 |
公開番号 |
特開2008-038301 |
公開日 |
2008/2/21 |
登録番号 |
特許第4910137号 |
特許権者 |
国立大学法人九州大学 |
発明の名称 |
脱硫特性に優れた炭素繊維複合体およびその製造方法 |
技術分野 |
無機材料 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
炭素ナノ繊維、炭素繊維複合体、活性炭素繊維 |
目的 |
表面積をさほど減少させることなく、疎水性に優れた炭素ナノ繊維を活性炭素繊維の表面に適正に生成させることにより、完全脱硫時間が長くかつ定常脱硫率が高い、脱硫特性に優れた炭素繊維複合体およびその製造方法の提供。 |
効果 |
表面積をさほど減少させることなく、疎水性に優れた炭素ナノ繊維を活性炭素繊維の表面に適正に生成させることにより、完全脱硫時間が長くかつ定常脱硫率が高い、脱硫特性に優れた炭素繊維複合体の提供が可能になる。 |
技術概要
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この技術では、金属、合金またはこれらの化合物からなる触媒を微細析出させた多数のミクロポアをもつ活性炭素繊維表面の表層を除去して、新たに形成した微小凹凸表面に炭素ナノ繊維を成長させてなることを特徴とする、脱硫特性に優れた炭素繊維複合体を提供する。炭素ナノ繊維は、炭素六角網面の積層体からなる炭素ナノ繊維素を、炭素六角網面の少なくとも一端が炭素ナノ繊維の側周面を形成するように、繊維軸方向に沿って複数積層して形成した炭素ナノ繊維素群を、さらに、繊維軸方向に沿って複数積層して形成してなるものとする。炭素ナノ繊維は、繊径が20〜150nm、表面積が100〜200m↑2/gとする。活性炭素繊維はピッチ系活性炭素繊維とする。炭素繊維複合体を構成する活性炭素繊維に対する炭素ナノ繊維の表面積の割合が0.5〜30%の範囲とする。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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