出願番号 |
特願2006-207839 |
出願日 |
2006/7/31 |
出願人 |
国立大学法人九州大学 |
公開番号 |
特開2008-032607 |
公開日 |
2008/2/14 |
登録番号 |
特許第4478773号 |
特許権者 |
国立大学法人九州大学 |
発明の名称 |
硫化物の悪臭を高感度で検知するセンサ |
技術分野 |
化学・薬品 |
機能 |
検査・検出 |
適用製品 |
硫化物測定装置、硫化物測定方法 |
目的 |
ヒトの硫化物検出感度に匹敵する超高感度な硫化物測定方法、及びその方法を用いた一般用硫化物測定装置の開発。 |
効果 |
この技術の硫化物測定方法によれば、硫化物の濃度が数〜数10pptであってもその検出が可能となる。これによって、ヒトの嗅覚による硫化物検出感度に匹敵する若しくはそれを上回る検出感度を有する硫化物測定装置を提供することができる。 |
技術概要
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この技術では、硫化物測定方法は、測定気体中の硫化物を金属フィルタによって除去し、硫化物除去済気体とする硫化物除去工程と、硫化物除去済気体を金属体表面に接触させ、表面分極制御法によって硫化物除去済気体中の分子の金属体表面に対する吸着度合を測定するバックグラウンド測定工程と、測定気体中の硫化物を除去しない硫化物除去未了気体を金属体表面に接触させ、表面分極制御法によって硫化物除去未了気体中の分子の金属体表面に対する吸着度合を測定する全気体測定工程を備える。また、全気体測定工程によって測定された硫化物除去未了気体中の分子の吸着度合と、バックグラウンド測定工程によって測定された硫化物除去済気体中の分子の吸着度合と、の差分から測定気体中に含まれる硫化物を定量する硫化物定量工程を備える。表面分極制御法に代えて表面プラズモン共鳴測定法を用いてもよい。また、表面分極制御法に代えて水晶振動子マイクロバランス法を用いてもよい。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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