出願番号 |
特願2006-188676 |
出願日 |
2006/7/7 |
出願人 |
国立大学法人九州大学 |
公開番号 |
特開2008-014878 |
公開日 |
2008/1/24 |
登録番号 |
特許第4431793号 |
特許権者 |
国立大学法人九州大学 |
発明の名称 |
クライオスタット |
技術分野 |
機械・加工 |
機能 |
加熱・冷却、加圧・減圧 |
適用製品 |
クライオスタット |
目的 |
20mK前後の極低温あるいはそれ以上の様々の極低温から室温以上の温度範囲で測定することができ、連続運転可能で、製造コストと維持費が安価であり、クエンチを回避することができ、小型で、試料の装着が容易なクライオスタットの提供。 |
効果 |
この技術のクライオスタットによれば、20mK前後の極低温あるいはそれ以上の様々の極低温から室温以上の温度範囲で試料の物性を測定することができ、連続運転可能で、製造コストと維持費が安価であり、超電導マグネットのクエンチを回避することができ、高精度の温度測定が行え、小型で、試料の装着を容易に行うことができる。 |
技術概要
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この技術では、クライオスタットは、内部を真空雰囲気に保持することができる真空容器と、真空容器に設けられた低熱源と、真空容器内に装着され真空雰囲気中で試料を低熱源と熱交換させて低温としその物性を測定することができる試料装着装置を備え、低熱源と熱的に接続された伝熱部材に対して試料装着装置が真空雰囲気中で外部から着脱自在に装着され、試料装着装置に設けられたヒータによって試料の温度を局部的に上昇させるものとする。そして、試料装着装置が、試料を係止して伝熱部材に着脱自在に装着されこれらの間を熱的に接続する試料ホルダと、試料ホルダに分離可能に装着される操作部とを備え、試料ホルダには、伝熱部材に着脱するための第1の着脱部と、操作部に着脱するための第2の着脱部とを設ける。伝熱部材と試料ホルダとの間の熱的接続には、伝熱部材と第1の着脱部間だけで熱伝導が行われる第1の伝熱レベルと、伝熱部材と第1の着脱部及び試料ホルダを通して熱伝導が行われる第2の伝熱レベルと、伝熱部材と試料ホルダが分離され熱伝導が行われない第3の伝熱レベルを設け、この3つの伝熱レベルで伝熱部材と試料ホルダを熱的接続する。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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