セルラーゼ基質としてのセルロースの改質への対向衝突処理の利用

開放特許情報番号
L2010005462
開放特許情報登録日
2010/9/24
最新更新日
2010/9/24

基本情報

出願番号 特願2006-003885
出願日 2006/1/11
出願人 国立大学法人九州大学
公開番号 特開2007-185117
公開日 2007/7/26
登録番号 特許第4296279号
特許権者 国立大学法人九州大学
発明の名称 セルラーゼ基質としてのセルロースの改質への対向衝突処理の利用
技術分野 有機材料
機能 材料・素材の製造
適用製品 対向衝突処理、バイオマス資源、乳酸発酵、メタン発酵、エタノール発酵
目的 酵素反応速度が大きいセルラーゼ基質としてのセルロースの改質への対向衝突処理の利用方法の提供。
効果 この技術の適用により、セルラーゼによるセルロースの加水分解が促進され、効率的に発酵することが可能である。また、この技術は、種々の発酵産業に適用可能であるが、特に、乳酸生産、メタン生産又はエタノール生産において有用である。
技術概要
この技術では、セルロース繊維をセルラーゼで分解する方法において、セルロース繊維を対向衝突処理し、得られた処理物にセルラーゼを作用させることを特徴とする、セルロース繊維の酵素分解方法を提供する。対向衝突処理の際、セルロース繊維は、水に分散される。セルロース繊維は、必要に応じ、予め粉砕してもよい。粉砕の必要性及びその程度は、試料が通過する装置のノズル径に拠るが、対向衝突処理の際に使用されるノズルは、通常、圧が100MPaでも使用することができるので、数百マイクロメートルまで粉砕されていれば充分である。分散濃度は、分散スラリーとして配管を通過するのに適当な濃度であることが好ましく、1〜10質量%が好ましい。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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