出願番号 |
特願2006-003885 |
出願日 |
2006/1/11 |
出願人 |
国立大学法人九州大学 |
公開番号 |
特開2007-185117 |
公開日 |
2007/7/26 |
登録番号 |
特許第4296279号 |
特許権者 |
国立大学法人九州大学 |
発明の名称 |
セルラーゼ基質としてのセルロースの改質への対向衝突処理の利用 |
技術分野 |
有機材料 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
対向衝突処理、バイオマス資源、乳酸発酵、メタン発酵、エタノール発酵 |
目的 |
酵素反応速度が大きいセルラーゼ基質としてのセルロースの改質への対向衝突処理の利用方法の提供。 |
効果 |
この技術の適用により、セルラーゼによるセルロースの加水分解が促進され、効率的に発酵することが可能である。また、この技術は、種々の発酵産業に適用可能であるが、特に、乳酸生産、メタン生産又はエタノール生産において有用である。 |
技術概要
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この技術では、セルロース繊維をセルラーゼで分解する方法において、セルロース繊維を対向衝突処理し、得られた処理物にセルラーゼを作用させることを特徴とする、セルロース繊維の酵素分解方法を提供する。対向衝突処理の際、セルロース繊維は、水に分散される。セルロース繊維は、必要に応じ、予め粉砕してもよい。粉砕の必要性及びその程度は、試料が通過する装置のノズル径に拠るが、対向衝突処理の際に使用されるノズルは、通常、圧が100MPaでも使用することができるので、数百マイクロメートルまで粉砕されていれば充分である。分散濃度は、分散スラリーとして配管を通過するのに適当な濃度であることが好ましく、1〜10質量%が好ましい。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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