出願番号 |
特願2005-254847 |
出願日 |
2005/9/2 |
出願人 |
国立大学法人九州大学 |
公開番号 |
特開2007-063234 |
公開日 |
2007/3/15 |
登録番号 |
特許第4348436号 |
特許権者 |
国立大学法人九州大学 |
発明の名称 |
カテキン結合ペプチド |
技術分野 |
化学・薬品 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
食品、飲料、医薬品 |
目的 |
抗67LRリガンド剤(より特定すると抗プリオン剤)、並びにガロイルカテキン類(好ましくは、ECG、EGCG又はEGCGMe、より好ましくはEGCG)を含む、プリオン病(例えば、ウシ海面状脳症(BSE)、クロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)、若年発症の変異型クロイツフェルト・ヤコブ病(vCJD))を処置するための医薬組成物の提供。 |
効果 |
本技術のカテキン結合ペプチドは、67LRタンパク質と比較して、極めて短いペプチド鎖から構成される。67LRタンパク質の調製は、量的にも質的にも非常に困難であるのに対し、本技術のカテキン結合ペプチドは、化学合成でき、大量にかつ純度の高いものが容易に調製できるとの利点を有する。 |
技術概要
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本技術は、食品成分の生体調節機能に関する研究を行ってきた。そして67LRタンパク質においてエピガロカテキンガレート(EGCG)と結合に関与する場所を特定し、EGCGとの結合活性を有するペプチド(配列番号:15)を見いだした。さらに、そのようなペプチド自体又はその改変体が抗酸化活性を有することも見いだし、本技術を完成した。即ち、(a)、(b)又は(c)のペプチドである。(a)配列番号:15のアミノ酸配列からなるペプチド;(b)配列番号:15のアミノ酸配列において、1〜9個のアミノ酸が付加されたアミノ酸配列からなり、かつEGCGへの結合活性を有するペプチド、又は配列番号:6若しくは配列番号:7のアミノ酸配列からなるペプチド;又は(c)配列番号:31又は配列番号:32のアミノ酸配列からなるペプチド。配列番号:6、配列番号:7、配列番号:15、配列番号:31又は配列番号:32のアミノ酸配列からなるペプチドである。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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