出願番号 |
特願2005-004033 |
出願日 |
2005/1/11 |
出願人 |
国立大学法人九州大学 |
公開番号 |
特開2006-193836 |
公開日 |
2006/7/27 |
登録番号 |
特許第4613309号 |
特許権者 |
国立大学法人九州大学 |
発明の名称 |
炭素ナノ繊維の表面積制御方法 |
技術分野 |
機械・加工 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
繊維状ナノ炭素、カーボンナノファイバー、カーボン材料の特異な形態 |
目的 |
炭素ナノ繊維の生成条件を適正に制御することにより、所望の比表面積を持つ炭素ナノ繊維の生成を可能とした炭素ナノ繊維の表面積制御方法の提供。 |
効果 |
この技術によれば、炭素ナノ繊維の生成構造を適正に制御することにより、所望の比表面積をもつ炭素ナノ繊維の生成が可能になった。例えば、炭素ナノ繊維を活性炭のように高表面積を利用する用途に使用する場合には、比表面積を大きくすることができるので、硫黄酸化物や窒素酸化物のような有害ガスの吸着能力を高めることができる。 |
技術概要
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この技術は、一般の熱処理炉内に一定量のCu−Ni合金触媒を装入し、炭素を含有する反応ガス中にて所定の反応温度で反応させることによって炭素ナノ繊維を製造するにあたり、炭素ナノ繊維の比表面積を制御する方法であって、具体的には、Cu−Ni合金触媒の組成比、反応ガスおよび/または反応温度を変化させることにより、炭素ナノ繊維の比表面積を23〜766m↑2/g の範囲内の特定値に制御することにある。炭素ナノ繊維は、2〜12層の炭素ヘキサゴナル網面の積層体からなる基本構造単位である炭素ナノ繊維素を、炭素ヘキサゴナル網面の少なくとも一端が炭素ナノ繊維の側周面を形成するように、繊維軸方向に沿って複数積層して形成した炭素ナノ繊維素群を、さらに、繊維軸方向に対して一定の角度で複数積層して形成されている。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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