出願番号 |
特願2010-132506 |
出願日 |
2010/6/9 |
出願人 |
独立行政法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
特開2011-046686 |
公開日 |
2011/3/10 |
登録番号 |
特許第5692678号 |
特許権者 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 |
タンパク質リフォールディング条件設定キット |
技術分野 |
食品・バイオ、有機材料、無機材料 |
機能 |
制御・ソフトウェア、材料・素材の製造、安全・福祉対策 |
適用製品 |
大腸菌等の遺伝子発現系を利用して生産した高次構造未形成タンパク質を、リフォールディングさせ、医薬品等の分野で広く利用される。 |
目的 |
BEA構造のゼオライトによるリフォールディング法を適用する場合に用いるタンパク質リフォールディング条件設定キットを提供する。 |
効果 |
広範な不活性タンパク質に対して、それらの本来の機能を賦活させることができ、高次構造が制御されて、タンパク質固有の本来の機能が備わったタンパク質を生産する新規の活性タンパク質製造プロセスを確立することができる。 |
技術概要
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高次構造が無秩序なため不活性であるタンパク質の高次構造を整えて活性型にするタンパク質のリフォールディング操作・工程を実施する際に、好適なリフォールディング条件を簡便かつ迅速に導き出すことができるタンパク質リフォールディング条件設定キットであって、タンパク質変性剤により変性状態となって可溶化しているタンパク質を、変性剤中で吸着する担体として機能するBEA構造ゼオライトからなるリフォールディング剤を必須構成成分とし、BEA構造ゼオライトからなるリフォールディング剤に、変性状態となって吸着しているタンパク質を、溶液中に解離させる溶液成分である、純水成分又はpH調整剤を必須構成成分とし、更に、リフォールディング制御因子としてのタンパク質S−S架橋形成制御剤、界面活性剤、塩類、タンパク質変性剤、又は金属イオンの1種以上を含む組み合わせから構成され、更に、分割された複数の同容積の空間を有する一体型試験管、もしくは試験プレート、を構成要素として含み、同時並行的に、複数の条件による試験を行うキット製品である。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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