公開鍵暗号技術におけるドメインパラメータの生成

開放特許情報番号
L2010005413
開放特許情報登録日
2010/9/17
最新更新日
2015/9/30

基本情報

出願番号 特願2010-126373
出願日 2010/6/2
出願人 独立行政法人産業技術総合研究所
公開番号 特開2011-253018
公開日 2011/12/15
登録番号 特許第5578553号
特許権者 国立研究開発法人産業技術総合研究所
発明の名称 公開鍵暗号技術におけるドメインパラメータの生成
技術分野 電気・電子、情報・通信
機能 機械・部品の製造、制御・ソフトウェア
適用製品 公開鍵暗号技術におけるドメインパラメータの生成システム
目的 素体の素数位数部分群で定義され、離散対数問題を安全性の根拠とする公開鍵暗号方式(Diffie−Hellman鍵共有プロトコルやディジタル署名方式を含む)におけるドメインパラメータの生成およびその応用において、暗号プロトコルや公開鍵暗号に係る処理における計算負荷を減少させる。
効果 このドメインパラメータ生成技術は、離散対数問題を安全性の根拠とする公開鍵暗号方式を利用する様々な分野において利用されることができる。特に、このドメインパラメータ生成技術は、公開鍵暗号方式を利用する上で必要とされる計算資源が従来技術に比べて著しく減少させるため、種々多様なソフトウェアやハードウェアに搭載されることができる。
技術概要
図1は、ドメインパラメータ生成装置100の処理要素および処理の流れを説明するためのブロック図である。ドメインパラメータ生成装置は、素数q生成器102、r生成器104、演算器106、素数判断部108、出力器110などを備える。このドメインパラメータ生成装置では、入力された|p|とセキュリティパラメータkの対(L、k)、もしくはLとqのビットの長さの対(L、N)に基づいて、素数生成や演算を行い、素体の票数であるセキュアー素数pと乗法群Gの位数である素数qを出力する。出力された(p、q)は生成元gを生成するためにも使われる。素数判断部108の判断処理において、演算器106から入力された値pがLビットの素数である場合は、値pがセキュアー素数であるとして、出力器110は、素数q生成器102から出力された素数qと演算器106から出力されたセキュアー素数pを入力として、ドメインパラメータ(p、q)を出力する。図2〜図4は、他の例を示す。
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

導入メリット 【改善】
改善効果1 例えば、従来では公開鍵暗号方式を実装するには不適当であったような、計算能力に乏しい小型のハードウェアや、多くの計算資源を割くことのできない共用サーバであっても、この技術思想を用いて、ハードウェア的に、および/またはソフトウェア的に、公開鍵暗号方式を利用するための機能を実装することが可能となる。

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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