出願番号 |
特願2005-240478 |
出願日 |
2005/8/22 |
出願人 |
国立大学法人佐賀大学 |
公開番号 |
特開2007-057276 |
公開日 |
2007/3/8 |
登録番号 |
特許第4701394号 |
特許権者 |
国立大学法人佐賀大学 |
発明の名称 |
材質識別装置 |
技術分野 |
情報・通信、電気・電子、その他 |
機能 |
検査・検出、機械・部品の製造、その他 |
適用製品 |
材質識別装置 |
目的 |
この発明は、簡易な構成で測定試料の材質を単に接触・離反するのみで確実且つ迅速に識別する材質識別装置を提供する。 |
効果 |
この発明の材質識別装置によれば、検出された電圧波形及び複数の測定試料について予め得られた基準試料データに基づいて複数の測定試料のいずれかの材質を材質判別手段で判別するようにしているので測定試料に接触・離反する際に生じる静電気の電圧波形により区別できることとなり、簡易な構成で測定試料の材質を単に接触・離反するのみで確実且つ迅速に識別するという効果が得られる。 |
技術概要
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従来の触覚センサは、触覚センサは、媒体と、媒体中に分散されているセンサ素子と、媒体に電気的に接続されている一対の電極とから構成されているもので、例えばセンサ素子はコイル状炭素繊維などにより構成され、機械力学的等価回路及び電気的等価回路として構成されていた。しかし、これらのセンサ素子は、媒体全体に均一に分布させないと、検出精度が区々になり、検出精度を向上させることが出来ないという問題があった。 この発明の材質識別装置は、第1の金属電極11の表面に装着される誘電体13からなる表面部材14を測定試料100に接触・離反させて第1及び第2の金属電極11、12間に生じる電圧を電圧検出部1で検出し、この検出電圧に基づいて電圧の波形を電圧波形検出部2で検出し、この検出された電圧波形及び複数の測定試料100について予め得られた基準試料データに基づいて複数の測定試料100のいずれかの材質を材質判別部5で判別している。このため測定試料100に接触・離反する際に生じる静電気の電圧波形により区別できることとなり、簡易な構成で測定試料の材質を単に接触・離反するのみで確実且つ迅速に識別することができる。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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